楽天、amazonをはじめとしたEコマースの急速な拡大により、小口輸送を中心に国内の物流需要は飽和状態になりつつある近年、激しい価格競争・人材不足や外部への委託費によるコスト増と利益の圧迫化が、運送業界において喫緊の課題となっています。一方で、首都圏を中心に物流施設の需要は拡大し、従来型の国内倉庫会社に加えて国内外の物流REITや大手住宅メーカーの参入など新興勢力が加わり、業界構造に新たな変化が現れています。今や物流に欠かせない3PLも踏まえ、物流ビジネスにおいて今後どのような変革を進めるべきでしょうか。
そのような背景の中、IoTやAIなどのテクノロジーの進化が物流ビジネスの大きな追い風となっています。サプライチェーン、オムニチャネル、ラストワンマイルなど様々なプロセスにおいて、より効率的で高度化を実現できるテクノロジーは今後のロジスティクスのビジネス構造すら大きく変える可能性を秘めています。
本カンファレンスでは、成熟した物流業界がIoT時代を迎えた今、ICTの拡がりとインテリジェンス化がもたらす物流ビジネスの大きな変化とその優位性をテーマに、専門家や業界の実務者をゲストに検証します。
※本イベントは終了いたしました。開催レポートはこちら
日時
セミナー 14:00~17:30(13:30開場)
交流会 17:30~18:30
会場
野村コンファレンスプラザ日本橋 6Fホール
東京都中央区日本橋室町2丁目4番3号 日本橋室町野村ビル6F
MAP
開催概要
無料(事前登録制)
※お申し込み多数の場合は抽選となります。
参加費
参加対象
物流・運輸業界の経営者および経営企画、新規事業企画、IoT部門、IT部門の部門長など
※対象外の方、協賛企業と同業の方については参加をご遠慮いただく場合がございます。
PROGRAM
企業ロジスティクスの未来
■ロジスティクス改革に向けて
■IoT、AIなどとロジスティクス
■物流現場、サプライチェーンの変革
流通経済大学 流通情報学部 教授
矢野 裕児氏
「アセット見える化」が可能にする物流ビジネス変革
■物流IoTの3大難所の現在地
――サプライチェーン見える化、オムニチャネル、ラストワンマイル
■難所を乗り越えるために不可欠なリアルタイムの「アセット見える化」
■IoTプラットフォームが果たす役割とグローバル先進企業の取り組み事例
英アーム IoTサービスグループ ロジスティクス市場担当責任者兼ディレクター
トーマス・クリアン氏
アーム株式会社 IoTサービスグループ セールス&事業開発 ディレクター
春田 篤志氏
トラック業界の現状と今後の課題
■トラック業界の問題点とは
■環境対策から見えたもの
■IoTとAIに期待するもの
■トラック輸送の役割とは
一般社団法人 東京都トラック協会 常務理事
遠藤 啓二氏
改善を導く輸配送計画システムの構築事例
■現場要件を満足するシステム開発のポイント
■輸配送計画ソリューションのご紹介
■システム構築の具体事例
キヤノンITソリューションズ株式会社 R&D本部 数理技術部
シニアコンサルティングスペシャリスト 博士(情報学)・技術士(経営工学)
中尾 芳隆氏
プロフィール
Logistics 4.0 〜物流における新たなビジネスの創造
■Logistics 4.0による物流の装置産業化
■物流会社としての勝ち残りの方向性
■物流でのコト売りの実現
株式会社ローランド・ベルガー プリンシパル
小野塚 征志氏
※ご登壇者の皆様にご参加をいただきます。
お名刺交換、意見交換の場としてご活用ください。(軽食・ドリンク付き)
交流会(Networking)
※ プログラムは変更となる場合がございますので、予めご了承ください。
お問い合わせ
東洋経済新報社 フォーラム事務局
03-3246-5599
(土日・祝日を除く 10:00~18:00)