国内投資につながる日本市場の魅力を海外投資家に効果的に発信する金融庁「JapanWeeks」の取り組みの一環として、日本と海外のスタートアップ企業等への成長資金供給の現在地を関係者間で広く共有し、そのうえで、日本のスタートアップ企業への成長資金供給促進に向けた課題・認識を共有することをコンセプトに、イベントを実施する。
〈 開催概要 〉
開催日程
2025年 10月 20日(月)13:00 – 18:00
※ Japan Weeksコアウィーク初日
開催場所/開催形式
ホテルニューオータニ 芙蓉の間
(東京都千代田区紀尾井町4-1)
オンラインでの日英同時通訳配信も行うハイブリッド形式
参加費
無料(事前登録制)
参加対象
スタートアップ企業、VCや証券会社などの成長資金供給に関わる市場関係者など
本フォーラムは参加対象者を限定しており、対象者以外の方のお申し込みはご遠慮いただいております
〈 プログラム 〉
あいさつ
13:00 - 13:05(5分)
日本証券業協会 会長
日比野 隆司
[ プロフィール ]
1955年岐阜県生まれ。東京大学法学部を卒業後、79年、大和証券に入社。債券部にて債券ディーラーを務めた後、ロンドン・シティにおいて5年間の海外駐在勤務。経営企画部長、エクイティ担当執行役員等、多様な職務を歴任し、04年に大和証券グループ本社取締役に就任。11年より、同社取締役兼代表執行役社長(CEO)を務め、17年4月より、同社取締役会長、24年4月より同社特別顧問、25年7月より、日本証券業協会会長。経団連では、18年~25年の間、金融・資本市場委員長、19年~23年の間、審議員会副議長を務めた。19年12月より、総務大臣の諮問機関である電波監理審議会委員、21年3月からは同審議会の会長を務めた。(22年12月 任期満了)
基調講演
13:10 - 13:30(20分)
東京大学大学院工学系研究科
技術経営戦略学専攻/人工物工学研究センター 教授
松尾 豊 氏
[ プロフィール ]
1997年 東京大学工学部電子情報工学科卒業。2002年 同大学院博士課程修了。博士(工学)。産業技術総合研究所研究員、スタンフォード大学客員研究員を経て、07年より、東京大学大学院工学系研究科准教授。19年より、教授。専門分野は、人工知能、深層学習、ウェブマイニング。人工知能学会からは論文賞(2002年)、創立20周年記念事業賞(2006年)、現場イノベーション賞(2011年)、功労賞(2013年)の各賞を受賞。20-22年、人工知能学会、情報処理学会理事。17年より日本ディープラーニング協会理事長。19年よりソフトバンクグループ社外取締役。21年より新しい資本主義実現会議 有識者構成員。23年よりAI戦略会議座長。24年よりAI制度研究会座長、一般社団法人AIロボット協会理事。25年よりパナソニック ホールディングス株式会社 社外取締役
基調講演
13:30 - 14:00(30分)
メルカリ
取締役 President(会長)兼
株式会社鹿島アントラーズ・エフ・シー
代表取締役社長
小泉 文明 氏
[ プロフィール ]
早稲田大学商学部卒業後、大和証券SMBCにてミクシィやDeNAなどのネット企業のIPOを担当。2006年よりミクシィにジョインし、取締役執行役員CFOとしてコーポレート部門全体を統轄する。12年に退任後はいくつかのスタートアップを支援し、13年12月株式会社メルカリに参画。14年3月取締役就任、17年4月取締役社長兼COO就任、19年9月取締役President(会長)就任。19年8月より株式会社鹿島アントラーズ・エフ・シー代表取締役社長兼任
海外調査に関するプレゼンテーション
14:00 - 14:30(30分)
欧米におけるスタートアップへの資金供給の実態
(海外実務家の声を中心に)
野村総合研究所 執行役員
コンサルティング事業本部 副本部長
金融ITイノベーション事業本部 副本部長
鳩宿 潤二 氏
[ プロフィール ]
2000年に野村総合研究所(NRI)に入社。入社当初よりコンサルティングビジネスに従事。新規ビジネス開発、海外留学等を経て18年金融コンサルティング部長。23年4月より現職。25年4月よりNRI APAC社長、およびコンサルティング事業本部海外事業担当。金融テーマを中心に、200を超える調査・コンサルティングプロジェクトをリード。資産運用領域を中心にマーケティング、チャネル構造改革、新規事業立ち上げ等。戦略立案から導入・実行支援までを幅広く手掛ける。東京工業大学 計算工学専攻(修士課程)修了、ミシガン大学 ロス経営大学院修士課程修了。日本デジタル空間経済連盟理事。著書に『なぜ、日本人の金融行動がこれから大きく変わるのか?』(東洋経済新報社)など
パネルディスカッション 第1部
14:40 - 15:40(60分)
日本のスタートアップ企業等への成長資金供給に関する今後の可能性(課題や必要な施策)(仮題)
モデレーター
東京大学 名誉教授
神田 秀樹 氏
[ プロフィール ]
東京大学法学部卒業。学習院大学法学部助教授、東京大学法学部助教授を経て、1993年5月から東京大学大学院法学政治学研究科教授。2016年3月に東京大学を退職し、同年4月から24年3月まで学習院大学大学院法務研究科教授を務めた。現在、東京大学名誉教授。研究分野は、商法、会社法、金融法、証券法など
パネリスト(50音順)
Nstockホールディングス
代表取締役CEO
宮田 昇始 氏
[ プロフィール ]
2013年に友人と起業。2年間で10回以上の失敗を経て、15年に人事労務クラウド「SmartHR」を公開。21年には海外投資家などから156億円を調達し、ユニコーン企業に成長。22年にSmartHRの代表を交代し、自身が感じたスタートアップエコシステムの課題を解決するための新会社「Nstock株式会社」を設立。25年には「Nstockホールディングス株式会社」に社名変更し、グループ経営体制へ移行
野村證券 常務
インベストメント・バンキング・プロダクト担当
村上 朋久 氏
[ プロフィール ]
2000年に京都大学大学院を修了後、野村證券に入社し、金融市場部に配属。金利・為替関連の商品組成・開発業務に携わった後、03年から勤務したロンドン現地法人ではデットシンジケート業務に加えて、エクイティ関連の商品開発に従事。08年に帰国し、グローバル・マーケッツ、国内営業部門、インベストメント・バンキングの各事業分野で一貫して商品開発とその販売業務に従事した後、14年からシンジケート部においてエクイティシンジケート業務の責任者を務め、19年からはシンジケート部長として債券も含めて管掌。22年4月に執行役員に就任、25年4月に常務インベストメント・バンキング・プロダクト担当に就任し現在に至る
インキュベイトファンド
代表パートナー
村田 祐介 氏
[ プロフィール ]
2003年にエヌ・アイ・エフベンチャーズ株式会社(現:大和企業投資株式会社)入社。主にシードスタートアップの投資業務およびファンド組成管理業務に従事。10年にインキュベイトファンド設立、代表パートナー就任。15年より一般社団法人日本ベンチャーキャピタル協会企画部長を兼務。その他ファンドエコシステム委員会委員長やLPリレーション部会部会長等を歴任。23年同協会理事就任
パネルディスカッション 第2部
15:50 - 16:50(60分)
海外から見た日本スタートアップへの資金供給への期待(仮題)
モデレーター
野村資本市場研究所 シニアフェロー
関 雄太 氏
[ プロフィール ]
1990年慶應義塾大学法学部卒業後、野村総合研究所入社。99年南カリフォルニア大学マーシャルビジネススクールMBA修了。2004年野村資本市場研究所創設に伴い転籍、25年4月より現職。
米国を中心にグローバル資本市場の制度・規制改革や証券・資産運用業、金融イノベーションの調査研究に取り組んできた。多数の寄稿・講演のほか、投資信託協会海外調査部会委員、不動産証券化協会国際委員会専門委員などを務める。法政大学大学院イノベーション・マネジメント研究科兼任講師
パネリスト(50音順)
大和証券 執行役員
グローバル・インベストメント・バンキング担当
池川 忍 氏
[ プロフィール ]
1998年住友銀行(現・三井住友銀行)入行、2000年より大和証券SBキャピタルマーケッツ(現・大和証券)に出向、その後転籍。大和証券では、14年にわたるIPO業務に加え、経営企画部(アジア戦略室兼務)、コーポレート・ファイナンス部、事業法人部にも在籍し、上場企業の財務戦略にも精通。出光興産のグローバル・オファリング等の大型案件、日本初のSDGs-IPO(ポピンズホールディングス)に加え、メドレーやデジタルグリッド等、数々のベンチャー企業IPOを手掛ける
Sakana AI
コーポレート本部長
田丸 雄太 氏
[ プロフィール ]
東京大学法学部を卒業後、2008年にPaul Hastings法律事務所に入所し、M&Aを中心に幅広くコーポレート案件に従事。11年からはWHITE&CASE法律事務所に移籍し、日本企業が関与するグローバルM&A、インシデント対応案件等に関与。16年5月より株式会社メドレーに入社、コーポレート本部管掌の取締役として同社のIPOおよびプライム市場への鞍替えを主管したほか、米国新規事業展開やオープンイノベーションパートナーなどを歴任。24年10月、コーポレート機能全般を統括するCorporateOperations ManagerとしてSakana AIに入社。弁護士資格保有
KKRジャパン
パートナー プライベートエクイティ日本代表
谷田川 英治 氏
[ プロフィール ]
2006年にKKR入社、現在はパートナー、プライベートエクイティ日本代表を務める。KKR 入社後はUnisteel(シンガポール)、インテリジェンス、パナソニック ヘルスケア、Pioneer DJ、Transphorm(米国)、カルソニックカンセイ、日立工機、日立国際電気、フロムスクラッチ、西友、ネットスターズ、弥生、日立物流、富士ソフトの投資に関与。10年から12年までKKR 香港オフィスに勤務。KKR入社以前はゴールドマン・サックス投資銀行部門にてニューヨークおよび東京で勤務し、テクノロジー、メディア、テレコム業界担当、M&A や資金調達などの案件に関与した。東京大学工学部にて学士号、東京大学工学系研究科にて修士号取得
レセプションパーティー
17:00 - 18:00(予定)
※各セッションの時間および講演内容は随時更新、また変更になる場合がございますので、あらかじめご了承ください
主 催
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オンライン視聴の
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東洋経済新報社 セミナー事業部
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