先の見通せない、いわゆるVUCAの時代――。
「Volatility(変動性)、Uncertainty(不確実性)、Complexity(複雑性)、Ambiguity(曖昧性)」は、閉塞感漂う政治の世界のみならず、業績が堅調そうな日本企業の経営手法へも大きな変革を迫っています。
中でも、急速なグローバル化、デジタル技術の進歩は、「ヒト・モノ・情報」の流れを大きく変えました。メディアは「マス」から「ソーシャル」へ、ものづくりは「ハード」から「ソフト」へとシフトし、ビジネスモデルの模倣が容易になったことも、商品やサービスのライフサイクルの短命化に拍車をかけております。
こうした中、いまだに、「わが社は大丈夫だ」とばかりに、経営者の勘や現場の気合と根性に成長を託している企業も少なくありません。「変化しなければならない、けど変われない」「何が成長の阻害要因になっているのか具体的に見えてこない」「イノベーションを生み出すためには、社員・企業の意識改革や風土改革を進めなければならない」といった課題はわかっているのに、衰退を余儀なくされてしまう事例も出てきています。
では、どうすればよいのか。
本カンファレンスでは、「経営管理」の失敗から学び、課題を克服し、さらなる成長へチャレンジする事例を経理財務、管理部門の視点からひも解きます。変化の時代に立ち向かい、徹底的に改革を推進することで「経営管理の高度化、強固な経営基盤の構築」「自律した経理財務人材の育成」「利益の創出」を実現するには何が必要か。CFOは何をすべきかについて考察をできればと存じます。
※当イベントは終了いたしました
開催レポートはこちら日 時 | 9月21日(金)13:00~17:40(開場 12:30) |
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会 場 | 大手町サンケイプラザホール 東京都千代田区大手町1-7-2(地図) |
定 員 | 250名 |
参加費 | 一般申し込み:16,200円(税込)9月20日(木)18:00までのお申し込み お申込みはこちら |
対 象 |
経営者、経営幹部、CFO、COOならびに財務経理・経営管理部門の部門長など |
主 催 |
大企業で長年の勤めを終えたシニアが、ベンチャー企業に飛び込んで悪戦苦闘。改革は道半ばながら、「経営の羅針盤」として経理財務部門が経営改善のアクションを起こすことにより、会社の管理レベルは飛躍的に向上。その思考の真髄についてお話します。
14:30-14:40 ▶ 休憩
数々の業務改革やイノベーションが実施されてきています。過去や現状は徹底分析されており、それを支える仕組みも充実している企業が大半です。しかし、何故か全てが過去に向いており、改革の進捗を見通す仕組みがありません。この時間では、そのリスクと対策と効果を考え、改革をやりっぱなしにしないための改良案をご紹介します。
テルモは「医療を通じて社会に貢献する」を企業理念とした医療機器メーカーです。2017年度で海外売上高比率は68%、海外生産比率は52%とオーガニックの成長と買収によりグローバル化が進んでいます。こうした事業の成長・グローバル化をサポートすべく、経理・財務部門では様々なイノベーションを起こしてきました。こうしたイノベーションの一端をご紹介します。
CGコード新時代のCFOの受託者責任は企業価値の持続的な向上にある。その為には資本コストを意識した財務戦略に加え、非財務資本(ESG)を企業価値と結びつけることも重要である。その理論と実践をCFO兼大学教授の立場からお話ししたい。
16:30-16:40 ▶ 休憩
変化の時代に立ち向かい、徹底的に改革を推進することで「経営管理の高度化、強固な経営基盤の構築」「自律した経理財務人材の育成」「利益の創出」を実現するためには何が必要か。CFOは何をすべきかについて議論します。
テルモ株式会社
西端 亮 氏
エーザイ株式会社
柳 良平 氏
キリバ・ジャパン株式会社
小松 新太郎 氏
BOARD Japan株式会社
篠原 史信 氏
東洋経済新報社 コミュニケーション事業部
03-3246-5599
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