※2015年 ニューヨーク国連本部において、「国連持続可能な開発サミット」において合意された、17の目標と169のターゲットからなる「持続可能な開発目標(SDGs)」。
近年、環境・社会・ガバナンスに配慮する、いわゆる「ESG経営」、持続可能な開発目標に則った企業運営行う「SDGs」への関心度が増してきています。従業員、株主、顧客、取引先などのステークホルダーは、「国内外の環境・社会・ガバナンス要因への対応力が優れている企業」「将来的な労働人口減少リスクを見据えて女性活躍を推進している企業」「CO2増加や気候変動、人口動態の変化などのリスクへの備えがある企業」といった「社会課題」の解決にどれだけ貢献できているかに企業の価値を見出す動きもあります。「ESG・SDGs」への取り組みが、投資対象としてパフォーマンスが高いことが実証されれば、いよいよ企業側も本腰を入れてくることとなるでしょう。
本カンファレンスでは、こうしたESG、SDGsを取り巻く企業経営の環境変化や統合レポートへの対応の必要性にについて、最新のトレンド、実践事例を検証することで本質に迫りたいと思います。また、当日は「社会課題」の解決のヒントとなる展示も行っております。
皆様お誘い合わせのうえご参加を賜れますと幸いです。
※当イベントは終了いたしました
開催レポートはこちら日 時 | 11月20日(火)13:00~17:30(開場 12:20) |
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会 場 | 品川インターシティホール 東京都港区港南2-15(地図) |
定 員 | 500名 |
参加費 | 無料(事前登録制) |
対 象 |
ESG、SDGs部門、サステナビリティ部門、CSR部門、経営企画部門、財務部門、 |
ESG投資が世界の投資動向の中で一定の影響力を持つようになり、SDGsが採択されるに至って、CSR経営の意義が根本的に変わろうとしている。それはコンプライアンス型CSRから社会課題解決型CSRへの転換でもある。この変化に対応するためには何が必要か。新しいCSR経営のあり方について議論する。
激動の世界、今求められる外来語ESG / SDGsを自分ごと化して発信する「発信型三方良し」と関係者連携の「協創力」が必要です。持続可能性の世界共通言語SDGsを使って企業ブランディングと社員モチベーション向上を図る価値創造経営の秘訣を探ります。
企業は激変する事業環境、制約の中でステークホルダーとのコミュニケーションをどのように図るべきであろうか。統合報告は本来それを円滑に行うための重要な手段である。広汎なステークホルダーの様々な情報ニーズを把握しつつも、適切な時間軸の設定と意味共有すべき投資家の特定を慎重に行ったうえマネジメントの率直な考え(哲学)を謙虚に開示することが肝要ではないか。特に注力すべきはバックキャスト思考に基づくイノベーションの予兆を感じさせる情報開示である。現行の八方美人的、短視眼的、饒舌や意匠が過ぎる開示姿勢はそろそろフェードアウトすべき時である。
株式会社伊藤園 顧問、
CSR/SDGsコンサルタント、
グローバルビジネス学会理事
笹谷 秀光 氏
モデレーター
東洋経済新報社 CSR企業総覧 編集長
岸本 吉浩 氏
東洋経済新報社 コミュニケーション事業部
03-3246-5599
(土日・祝日を除く 10:00~18:00)