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初代のデザイン思想を継承しつつ現代的に…フィアット「グランデ パンダ ハイブリッド」導入、SUV化でも変わらぬ信念

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2026年11月7日から販売開始になるフィアットの新型「グランデ パンダ ハイブリッド」(写真:三木 宏章)
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インフォテイメントシステムでは、アップルカープレイやアンドロイドオートに対応。日頃から使い慣れたスマートフォンのアプリを、10.25インチ・センターディスプレーに表示するなどが可能だ。ドライブ中でも、音楽やオーディオブック、ポッドキャストなどが聴けるほか、電話やメッセージの送受信などの操作も、安全かつスマートに行えるようになっている。

価格は369万円スタート

グレード設定と価格(写真:三木 宏章)

以上が、グランデ パンダの概要だ。国内のライバル車としては、車格が近いトヨタ「ヤリスクロス」あたりが挙げられるだろう。実際に室内を見てみると、グランデ パンダはコンパクトなボディサイズの割に室内が広く感じられ、とくにセカンドシートの足元には比較的余裕がある。ファミリー層など、後席を使う機会が多いユーザーにも魅力的なパッケージングといえる。

一方、価格を比べると、ヤリスクロスのハイブリッド車は税込み251万200円~335万5000円。グランデ パンダは税込み369万円~420万円だから、価格だけを見ればヤリスクロスのほうがかなり安い。また、グランデ パンダは2WD(FF)のみなのに対し、ヤリスクロスには4WD(E-Four)も用意されており、選択肢の幅も広い。

ボディカラーのバリエーション(写真:三木 宏章)

ただし、グランデ パンダには、イタリア車ならではのスタイリッシュなデザインや遊び心溢れる装備、そして初代をはじめとする歴代パンダから受け継いだ独自のキャラクターがある。コンパクトなボディによる扱いやすさや、十分な室内・荷室スペースなど実用面も備えているだけに、国産コンパクトSUVとは異なる個性や付加価値をどこまでユーザーが評価するかが、購入の決め手になりそうだ。

コンパクトSUV市場は、今や国内外のメーカー各社が多彩なモデルを投入する激戦区。そのなかで、歴代パンダのDNAを受け継ぎながら現代的なコンパクトSUVへと進化した新型グランデ パンダが、どのような存在感を示すのか、今後の動向に注目したい。

【写真を見る】初代のデザイン思想を継承しつつ現代的に…フィアット「グランデ パンダ ハイブリッド」導入、SUV化でも変わらぬ信念(99枚)

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