こうした機能は、Androidの折りたたみスマホも同じ。YouTubeなどの動画系アプリはもちろん、Zoomなどのビデオ会議アプリも半開きにすると、画面下にボタンやアイコンをまとめたコントロールパネルが表示される。また、文字入力が必要なアプリは下半分がキーボードになり、パソコンのように文字を打っていくことが可能だ。
ただし、基本的にはアプリ側が折りたたみ対応をする必要があり、すべてで同じような操作ができるわけではない。この点は、iPhone Duoも同じだ。一方で、Androidの折りたたみスマホの一部には、メーカー側がカスタマイズして、半強制的にアプリを画面の半分だけで表示し、下半分をタッチパッドにする機能が備わっている。
グーグルのPixelシリーズにこのような機能はないが、サムスン電子の「Galaxy Z Fold8 Ultra」や、モトローラのrazr foldなどにはこうした設定が用意されている。例えば、Android標準のブラウザーアプリであるChromeには、折りたたみ専用のモードがない。この場合でも、一部の機種では画面下半分をタッチパッドに変更することができる。
Chromeの例では、机やテーブルの上に置いたまま、画面下半分にタッチパッドを表示させると、ブラウザー上にパソコンのようなカーソルが表示される。これを使ってリンクをクリックするといった操作を行える。画面を直接タッチするよりも、細かな操作ができるため、文字の細かなパソコン用サイトを閲覧する時などに役に立つ。
専用ボタンで簡単にスクリーンショットも取れる。アプリによってはカーソル操作がなじまないものもあるが、設定でアプリごとにオン・オフを選択することが可能。その手間はかかるが、折りたたみスマホを超小型パソコンのように使いたい人には、便利な機能と言えるだろう。
ハードウェアの選択肢も多彩、トリプルカメラや薄型軽量モデルも
選択肢という点でも、さまざまなメーカーが参入しているAndroidの方が多彩だ。逆に、iPhone Duoは現状、1機種のみになるため、ハードウェアの機能を選ぶことができない。例えば、ProシリーズのiPhoneにある望遠カメラは非対応。望遠カメラが必須というのであれば、iPhone Duoは選択できない。また、ヒンジなどの作り込みはされているが、そのぶん閉じたときの厚みも11.3ミリでややかさばる。


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