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「ハーバード卒なのに仕事がない?」AI時代のアメリカで始まった《エリート受難》、日本人にも迫る厳しい現実

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失業者のイメージ
超一流大学の卒業生でさえも就職先がない……AI時代を生き抜くために必要なものとは?(写真:parkpoom/PIXTA)
  • 相良 奈美香 行動経済学コンサルタント / 行動経済学博士
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ですが、これからはそうもいきません。AIの発展によって、社会のルールや価値基準が数年単位で激変していくことになるからです。

アメリカで仕事を失う人が続出しているのは先述の通り。今後は日本でも、突然価値を失う資格やスキルが出てくるでしょう。メーカー、金融、商社、絶対安定だと思えた大手企業が倒産する可能性だって大いに考えられます。

そうなれば、当然新しい仕事を探さなければなりませんよね。でも、その仕事だって、新たな技術革新によって、またすぐに失われる可能性もある……。

つまり、業界・職種を問わず、「これをやっていれば一生安泰」なんて“定住地”が存在しなくなったのです。現代を生きる我々に「ずっと同じことをしていればいい」という甘い選択肢は残されていません。

だからこそ、不断の「勉強」なのです。学び続けることによってスキルの拡張を図り、価値観をアップデートし続ける。刻一刻と変化する時代の波に、フレキシブルに対応していく。つまり、現代において勉強は、社会の荒波に飲み込まれないために、誰もが当たり前に行うべき「最低限の生存戦略」だと言えます。私たちは、生涯新しい知識やスキルを学び続けなくてはならないのです。

どうでしょう、ちょっと刺激が強すぎる話でしょうか。

「仕事か勉強か」と二者択一に考えてはいけない

かく言う私も、実は大学での研究を終え、ビジネスが軌道に乗ってきたときには、「もう二度と勉強しなくていいんだ!」と喜んだ覚えがあります。「もう勉強したくない」が私の本音でしたから、「学び続けなさい」と言われたみなさんがうんざりする気持ちはよくわかります。

それに、みなさんの中にはこんな気持ちもあるかもしれません。

「そうは言っても今は仕事でいっぱいいっぱいで……」

「毎日帰ったらヘトヘトで、勉強どころじゃないんです」

「勉強したい気持ちはあるけど、仕事がおろそかになったらダメだし……」

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