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松岡修造も利用、群馬「温泉病院」の今…国の方針転換で収益・利用者減も《自己負担120円の温泉プール》を守り続ける訳

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上牧温泉病院
上牧温泉病院。過去には有名テニスプレーヤーや競輪選手、相撲取りも受診(写真:筆者撮影)
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上牧温泉病院では患者1人ひとりにあわせて理学療法士がプログラムを作成し、トレーニング方法を指導している。現在、温泉プールを利用している年代は50〜80代の中高年者がメインだ。

近代的ではないが、安いのが利点

院内の設備は決して近代的とはいえない。看板の書体にも昭和の面影が色濃く残るし、水の張られていない浴槽や物置となったサウナ、利用されていない飲泉所には、どこか寂しさが漂う。

とはいえ、豪華な設備投資を行わないからこそ、患者は少ない費用で温泉プールを利用できる。その点は患者にとって大きなメリットである。

大々的に宣伝をしているわけでもない。温泉プールの利用者は午前中で10人前後、午後は5〜6人ほどの常連が中心だ。取材で訪ねたこの日も、プールで水中ウォーキングをしていたのは4人だけ。広々としたプールの中を、それぞれが自分のペースで歩いていた。

(後編:施設で"薬漬け"となった認知症の父親を呼び寄せ介護…群馬「温泉病院」に赴任した50代医師が"現代の湯治"に込める思いに続きます)

ゆっくりと自分のペースで水中ウォーキングを行う(写真:筆者撮影)

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