と注意喚起してくれたのだ。さらに、日本語翻訳の後には
• 書いてある内容はすべて嘘です: あなたのカメラが乗っ取られたり、動画が撮影されたりした事実はありません。不安を煽ってパニックに陥れ、お金を振り込ませるための定型文です。
• パスワードについて: メール内に記載されているパスワードは、過去にどこかのウェブサイトやサービスから流出した古いデータの名残です。もし現在もこのパスワードをどこかで使っている場合は、念のためそのサイトのパスワードを変更してください。
• 「5時間」のカウントダウンも嘘です: メールを開いたことが相手に通知される仕組みもありません。
• 対処法: 何もせず、このメールは**ゴミ箱に入れて削除(または迷惑メール報告)**してください。返信や送金は絶対にしないでください。
とアドバイスしてくれた。
そもそも、仕事柄、iPhoneやパソコンの中身が見られているとは思わなかったが、Geminiのおかげでさらに冷静になることができた。
漏洩元は「@nifty」、186万人の中の1人か
日本語訳を読んで「ハッ」と思い出したことがあった。
このメールに記載されていたアドレスは「nifty」であり、つい最近niftyのメールサービス「@nifty」の基盤が不正アクセスに遭ったのだ。
実際のところ、niftyではKDDIが開発したISP事業者向けのメール基盤を利用しており、そのメール基盤が標的になったとされている。
「@nifty」では以下のように発表している。
・電子メールアドレスの漏洩
224万8708名
・メールパスワードの漏洩
186万2462名
今回受信したスパムメールが、KDDIのメールアドレス漏洩騒動と直接関係があるかどうか、現時点で確実な証拠はない。しかしタイミングを考えると、自分がその186万人に含まれている可能性が高い。
すでにハッカーは自分のメールアドレスとパスワードの組み合わせを入手している。
厄介なのは、ほかのネットサービスでこの組み合わせを使っていると、不正にログインされて乗っ取られることが予想される。
「ヤバイ」
しかし、ここで思い出したのが、iPhoneに標準搭載されている「パスワード」というアプリだ(Androidにも「Google パスワードマネージャー」というアプリがある)。

