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高畑裕太「2740字の声明文」に抱いた"不信感"の正体…衝撃すぎた《ギロリ顔と母の号泣》による、10年越しの呪い

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事件当時、釈放された後に険しい表情で前橋警察署を出る高畑裕太(写真:時事)(写真:時事)
  • 宮本 文幸 「見た目」戦略研究家/桜美林大学ビジネスマネジメント学群教授
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トドロフ氏の研究から、信頼性が高いと判断される顔には共通した要件がある(※3)。

表情の面では、「穏やかで柔らかい表情」「安定した視線」「わずかに上がった口角」が挙げられる。

信頼顔の要件は表情だけにとどまらない。同氏の研究では、顔の構造的特徴(「眉の形」「目元の印象」「顎のライン」)も、信頼性判断に影響することが示されている。

世間はまだ「叩き足りない」状態にある

元々高畑が持つ、「鋭い目元」「強い眉」「シャープな輪郭」といった顔の特徴は、一般的に「強さ・支配性」と関連づけられやすく、「温和さ・信頼感」とは異なる印象を与えやすい顔立ちとされている。

本人がポストした、歴代の免許証写真。柔らかい表情になっているようにも見える(画像:高畑裕太公式X @yutatakahataより)

そのうえ、釈放時の「ギロリと凝視する顔」は表情の要件と真逆である。あのときの「支配性」がより強調された顔が記憶に残っているからこそ、テキストの声明文だけでは脳の自動的な信頼判断を覆すことが難しいのかもしれない。

言い換えれば、信頼顔の要件を満たすためには、表情をコントロールするだけでは不十分な可能性がある。顔立ちそのものが「支配性」寄りであれば、意識的に穏やかな表情を作り続けることーーそれ自体が「信頼の顔」を積み重ねる唯一の方法になるかもしれない。

ネットやSNSでの反応を見ると、今回の声明によって、女性側に対する厳しい意見も出てきたものの、高畑の過去の言動が否定的に取り上げられており、世間はまだ高畑を「叩き足りない」状態にあるように思える。

この状態では、誠実な言葉や顔を見せるだけでは不十分だろう。

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【叩かれた俳優の信頼回復に共通して求められるもの】

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