「吉本独立後に地上波復帰も…」令和ロマン・髙比良くるま(30)、テレビ出演継続への"リアルな壁"

吉本興業との契約を解除した令和ロマンの髙比良くるまが、5月22日放送の「ラヴィット!」(TBS系)で地上波復帰を果たしたことが話題になっている。相方の松井ケムリと横並びでスタジオに現れた彼は、MCの川島明から「令和ロマンいるやん!」と紹介された。くるまは「ちょっと記憶が消えてて」と、活動自粛でテレビに出られなかった期間があることを自虐的にネタにしてみせた。
それに対して川島も「もう車検は終わったってことで」「車検が終わったらメーカー変わってましたけど」と、くるまという名前に引っ掛けたイジリで場を盛り上げた。
くるまが吉本興業という大手事務所を離れたことで「地上波から姿を消してしまうのでは?」と心配する声も少なくなかった。それだけに、今回の出演は彼のファンにとっては喜ばしいニュースとなった。祝福する声がSNSでも多数見受けられ、コンビとしての姿を再び地上波で見られたことに安心感を覚えた人も多いだろう。
露骨に干される可能性は低い
ただ、これで彼が今まで通りにテレビの仕事を続けられることが確定したのかというと、それはまだわからない。たしかに、今の時代、露骨に事務所がテレビ局に圧力をかけて、独立したタレントを「干す」ようなことは、表立ってはほとんど見られなくなった。
だが、ここ数年で吉本興業を離れて独立した芸人たちの動向を追うと、誰もが事務所にいた頃と同じようなペースでテレビに出られているわけではないことがわかる。
たとえば、闇営業問題をきっかけに独立した宮迫博之は、YouTubeを主戦場にして芸能活動を続けているが、いまだに地上波への本格的な復帰は果たせていない。闇営業問題で宮迫と同じような立場にあったロンドンブーツ1号2号の田村亮も、現在は「ロンドンハーツ」(テレビ朝日系)以外の全国ネット番組にはほとんど出ていない。
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