(6479 東証プライム)
代表取締役 会長 CEO
貝沼 由久

当社は「世界を動かす、なくてはならない」総合精密部品メーカーです。ベアリング、アナログ半導体、モーター、自動車関連部品などのコア事業「8本槍」に加え、それらの製品・技術を相い合わせた「相合(そうごう)」により、新たな価値を創造し、世界中のお客様に提供しています。当社の部品を直接目にする機会は少ないものの、エアコンや掃除機、ドライヤー、ゲーム機、スマートフォン、パソコン、自動車や航空・宇宙製品、医療機器など幅広い分野で使用されており、皆様の日常生活を支えています。
グローバルニッチトップ戦略
当社は、グローバルニッチ分野において圧倒的なシェアを誇る製品を多数取り揃えています。世界シェアNo.1製品が売上高の50%※を占めており、世界中のお客様から高い評価と信頼をいただいています。例えば、当社のミニチュア・小径ボールベアリングは、高精度と耐久性で幅広い用途で活用されており、市場シェア60%※という圧倒的な実績を誇ります。当社は製品の付加価値を訴求しやすいニッチな領域にフォーカスし、高収益性を実現しています。

ミネベアミツミの成長戦略
当社は、オーガニック成長、M&A、社会的課題解決製品の開発、そして、「相合」による当社ならではの高付加価値製品の創出により、持続的な成長を実現しています。2025年3月期の売上高は1兆5,227億円、営業利益は945億円で、私が2009年に社長に就任して以降、売上高は約6倍、営業利益は約7倍に成長しました。今後、人型ロボットや空飛ぶ車、手術支援ロボットなど最先端技術を搭載した製品への部品供給の機会が増し、さらなる成長が期待されます。M&Aに関しては、2009年以降29件実施しており、今後もコア事業とシナジーを生みだせる分野でM&Aを実施し、事業ポートフォリオを強化していきます。
配当金5円増配と配当性向30%への引き上げ
収益基盤が整い、今後の成長性も見えてきたため、個人投資家の皆様への情報発信にも注力してまいります。2025年3月期から配当金を5円増配し、配当性向を20%から30%に引き上げ、株主還元を強化してまいります。
DATA
■設立 1951年7月16日
■資本金 68,259百万円
■従業員数 83,256人(連結)(2025年3月31日現在)
〒105-0021
東京都港区東新橋1-9-3
TEL:03-6758-6711
URL:https://www.minebeamitsumi.com/corp/investors/personal/