ニットは上の表だとトップスのアイテムに属しますが、Tシャツなどの肌に直接着るようなトップスとは違って、そんなに頻繁に洗う必要はありません。シーズンの最後に1回洗うだけでも十分なことも多いです。
ニットを「着るたびに洗っている」という話も最近はよく耳にしますが、それは完全に洗いすぎです。
当然、着用頻度が上がれば洗う回数も増えますが、シーズンに1~2回洗うだけですまない場合、「着数が少なくないか?」「無理な着方になっていないか?」という視点も持ったほうがいいでしょう。
衣類はアウターになるほど、当然ながら外側から汚れが多くなります。ニットの場合、排ガスや料理の油煙、首や手首の皮脂といった油汚れが接着剤となって、空気の中にあるチリやホコリ、花粉などがくっつきます。
また、ふいに跳ねたソースなどの食べこぼしや、ファンデーションなどの汚れが付いてしまう場合もありますよね。
こうした汚れを落とす際、汚れを中心に洗い方を考えるのではなく、必ずニットの素材や色、仕立てを前提に、洗い方を決めていきます。
一口にニットといっても、さまざまなものがありますから、一概にこう洗えばいいとは言えません。どんなニットかを確認して、服を仕分け、洗い方を選んでいきます……といっても難しいことはありません。
知っておきたい「基準の洗い方」3つ
洗濯の洗い方は大きく分けるとこの3つしかありません。とてもシンプルです。服の素材や色、そして絵表示から、3つの洗い方のどれに入るかを考えればいいだけです。
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