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やまびこ

(6250 東証プライム)

有力企業ガイド2025 新春

代表取締役社長執行役員
久保 浩

2024/12/18
制作:東洋経済ブランドスタジオ

グローバルに展開する屋外作業機器の総合メーカー

当社はチェンソーや刈払機等の緑地管理用の手持ち機械を展開する小型屋外作業機械(OPE※1)事業を主力に、発電機や溶接機等の都市基盤を支える機械を展開する一般産業用機械事業、効率的な薬剤散布のための防除機等を展開する農業用管理機械事業の3つの事業をグローバルに展開する屋外作業機器の総合メーカーです。いずれも当社グループが開発・生産・販売・サービスを手掛け、KIORITZ、Shindaiwa、ECHOの3つのブランドを通じてお客様に製品・サービスをお届けしています。

緑地管理の専門業者「ランドスケーパー」
緑地管理の専門業者であるランドスケーパー

安定成長が期待されるOPE市場

OPE市場は安定した成長が期待されており、主力市場である米国のOPE市場は調査会社によると100億ドル(約1.4兆円※2)を超えるとの推測もあります。当社の米州市場のOPE売上高は約762億円(23年12月期)と、売上拡大の余地は大きく、当社OPEのドル建て売上高は安定した成長を続けています。

一方でOPE市場は、脱炭素社会の実現に向けてエンジン製品からバッテリー製品へのシフトが進んでいます。そうした状況を受けて、当社においてもバッテリー製品のラインナップ拡充を進め、さらなる売上成長・シェア拡大を目指しています。

成長領域はOPE事業と一般産業用機械事業

2030年に連結売上高2,500億円を目指しており、米国市場におけるOPE売上拡大に加え、発電機や溶接機などを展開する一般産業用機械事業を成長の柱としています。また、新規事業として電力ビジネスの事業化にも取り組み、太陽光発電・発電機・蓄電池の3つの電力源を組み合わせたエネルギーシステム「マルチハイブリッドシステム」を開発し、複数の企業と共同で実証実験を進めています。

5期連続での増配を見込む

2024年8月9日に公表した通期業績の上方修正に伴い、今期2024年12月期の1株あたり配当金は80円を予想。これにより5期連続での増配達成を見込むほか、自社株買いも2024年3月から5月に約6億円、30万株を取得する等、株主様への還元拡大に努めています。

※1    Outdoor Power Equipment
※2    1ドル=140円で算出

DATA

■設立    2008年12月1日

■資本金    6,000百万円

■従業員数    3,106名(2024年9月30日現在)

〒198-8760
東京都青梅市末広町1-7-2
Tel:0428-32-6111
URL:https://www.yamabiko-corp.co.jp/

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