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「情報」が株式投資を制する 自分に合った投資スタイルをどう確立するか

  • 制作:東洋経済企画広告制作チーム
英国の欧州連合(EU)残留か離脱かを決める国民投票の結果を受けて、世界の金融市場が大混乱に陥ったことは記憶に新しい。このように、経済は「情報」と密接な関係がある。株式取引などの投資についても、有望な銘柄を探すために、何らかの「情報」を利用すべきことは言うまでもない。最近では、インターネットを通じてさまざまな「情報」が入手できる一方で、その選択が難しくなっている。投資において活用すべき「情報」とはどのようなものだろうか。個人投資家向けにマーケット情報の提供や、セミナーなどを通じて投資知識の普及などにも努めている、SMBCフレンド証券 投資情報部 国内株式課 部長代理の花田政人氏に解説してもらった。

情報は「トップダウン」と「ボトムアップ」の
両面から注目すべし

株式取引の目的は、改めて言うまでもなく、将来値上がりしそうな銘柄を発掘し、投資することである。投資家であれば誰もが、その判断材料として何らかの「情報」を利用しているだろう。

「情報」というと、特別な入手手段を持つ必要があるように感じる方もいるかもしれないが、SMBCフレンド証券 投資情報部 国内株式課 部長代理の花田政人氏は、「情報化社会の進展、特にインターネットの発達により、さまざまな情報が瞬時に入手できるようになりました。といっても、すべての情報に目を通すことはできません。大量の情報の中から、どれを投資判断に利用するのか、取捨選択が大切になります」と指摘する。「個人投資家にとっては、情報を見れば見るほど判断が難しくなる傾向があります」というのが花田氏の考えだ。つまり、玉石混交とも言われる情報の中から、質の高いものだけを見極めることが大切なのである。

「情報を見る場合に大事なことは、一つの見方に偏らず、多面的に情報を見ることです。たとえば、ある投資家にとって有用な情報でも、他の投資家にとっては使えないということもあります。デイトレードなど短期的に値上がりしそうな銘柄を探すための情報と、中長期的にじっくり保有したいと考える銘柄を発掘するための情報は異なります。大事なことは、自分がどのような投資スタイルをとるのかを確立し、それに合わせて情報を多面的に見るということなのです」と花田氏は指摘する。

「多面的に情報を見る」方法として花田氏が薦めるのが、「トップダウン」と「ボトムアップ」の両面から情報を見ることだ。

「トップダウンとはマーケット全体の動きなどマクロな情報のことで、ボトムアップとは個々の企業の業績などの情報です。まずトップダウンの情報で全体としての景気が良いのか悪いのかをしっかりと押さえ、そのうえでボトムアップの情報に着目して有望な投資先を探すという流れがいいでしょう」

「トップダウン」の情報でまず注目すべきなのは
国内総生産(GDP)

投資情報部 国内株式課
部長代理
花田政人

前述のように、トップダウンの情報を通じて知っておきたいのは、全体としての景気が良いのか悪いのかということだ。そのためには何を見ればよいのだろうか。

「景気を判断するための最もポピュラーな指標の一つは国内総生産(GDP)です」と花田氏は強調する。

「GDPは、一定期間内に国内で生産された財やサービスなど付加価値の総額のことで、内閣府が四半期ごとに集計し発表します。このGDPの伸び率がいわゆる経済成長率と呼ばれるものになります。一般的に、前年同時期に比べてGDPが増加していれば、景気が上向いているという状況で、株価が上昇する銘柄の割合も多くなります」

さらに、株式市場の動向を知るためには、物価の動向も押さえておいたほうがいいと花田氏はアドバイスする。

「物価の動向については、消費者物価指数を見ておくことも重要です。日本銀行は安定的な物価の前年比2%上昇を目標としており、この目標達成のために、可能な限り金融政策面からの支援を行うとしており、事実、7月末には追加の金融緩和に踏み切りました。最近は特に金融政策が株式市場に大きな影響を及ぼすため、目が離せない指標になっています」と花田氏が語るように、日本銀行の金融政策には注目しておいたほうがよさそうだ。 

企業の業績を判断するポイントは
「中長期的な成長が見込めるかどうか」

では、「ボトムアップ」、すなわちミクロな情報はどのようなものがあるのだろうか。

「ミクロな情報とは、現状のマーケットの中で、業績が伸びている会社を選ぶのに必要な情報です」と花田氏は話す。

「株式市場では前の期と比べての業績変化率がとても重要となってきます。できれば、売上高と利益のどちらも伸びそうな会社を見つけることが望ましいでしょう。どちらも伸びていれば、需要を拡大させて利益も伸ばしていると捉えられるからです。一方、売上高は伸びないのに利益だけを増やしている会社は、もしかしたらコスト削減を主因に利益を伸ばしているだけで、今後の業績には限界があるかもしれません。たとえばネット通販を手掛けている会社などは売上高、利益ともに拡大させている企業が多くあります。日本の人口が減少する中では、どうしても消費全体が伸びにくくなっていますが、これらの会社は時代の変化をうまく捉えて対面販売の需要を取り込んでいると理解できるでしょう。

こうした情報を見る方法として、たとえば『会社四季報』には、前期と比べて売上高や利益が増加している会社の情報が掲載されていますし、最近では『会社四季報オンライン※※という、『会社四季報』に掲載されている情報をWEBで見るサービスもあります。こうした情報を積極的に活用するのもいいでしょう」
※東洋経済新報社より刊行
※※東洋経済新報社が提供する有料のWEBサービス

『会社四季報』の情報がWEBで見られる「会社四季報オンライン」

また、業績を見るときには、1社だけに注目しないほうがいいと花田氏はアドバイスする。もし、その業界のどの会社も売上高や利益が伸びていれば、業界全体が成長していると考えることができ、より将来にわたって利益を上げる会社を発見しやすいと考えられるからだ。

注目すべき会社が見つかったら、次に大事なのはその会社の株式をいつ売買するかということだ。売買のタイミングを知る方法として、株価チャートを連想する人も多いだろう。しかし、個人投資家の中にはローソク足などの株価チャートを読むのが苦手だと語る人も少なくない。どこに注目すればいいのか、花田氏に解説してもらった。

「理想的なのは、長い目で見たトレンドが上を向いていて、そのトレンド内の短期的な動きの安いところで購入し、上昇トレンドの様子が変わったと思ったところで売却することかと思います。そのために大事なことは、その銘柄が過去にたどってきた高値、安値に注目することです。高値で上値が抑えられるようであれば『売り』の一つのタイミングになりますし、逆に、価格が下押ししても、過去の安値で下値が抑えられるならば、『押し目買い』のチャンスと考えることもできるでしょう」

「その銘柄の過去の値動きを見れば、どのタイミングで売買すればよいのかが判断しやすくなります」と語る花田氏

便利なインターネットだからこそ
自分の投資スタイルに合ったサービスを

前述したように、インターネットの発達により、パソコンだけでなく、タブレット端末やスマートフォンで、いつでも、どこででも手軽に情報が入手できるようになった。しかし、これまで見てきたようなトップダウンの情報やボトムアップの情報、チャートなどを、すべて自力で入手し、かつすべて自分で分析、解釈するというのはなかなか至難の業だ。

こうした問題について、花田氏は、「情報をまとまった形で見たい方は、インターネットトレードを通じて情報を集めるのがよいのではないでしょうか」とアドバイスする。

最近では、インターネットトレードに力を入れている証券会社も多く、そうした会社では、これまで述べてきたようなさまざまな情報の見方を解説するアナリストのレポートがあったり、決算情報もほぼ即時に入手できる。また、自分の関心のある銘柄を登録しておけば、株価チャートが自動的に更新されるサービスもあるようだ。効率的に情報を収集したいという投資家にとって、検討に値する方法だろう。

インターネットトレードを始めようという投資家に向けて、花田氏は次のようにエールを送る。

「株式投資の楽しみの一つは、さまざまな情報や知識から自分なりに物事を咀嚼して、銘柄を発掘することかと思います。そのためには、繰り返しになりますが、自分なりの投資スタイルを確立し、それに合わせて多面的に情報を見ることが大切です。

SMBCフレンド証券では、従来から『全社、投資コンシェルジュ宣言。』を掲げ、お客さまにきめ細やかで、より満足度の高いサービスを提供することに力を入れています。投資コンシェルジュにいろいろ相談しながら、インターネットトレードをしたい方向けの『悠々投資フルサービス』や、すべて自分でやりたい人向けにシンプルでわかりやすいトレード画面をご用意したインターネットトレード専用口座『ヒントネット倶楽部』など、お客さまの投資スタイルに合わせて選べるようになっています。ご自身の投資スタイルに合ったサービスを見つけ、投資成功を実現してほしいと願っています」

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