カリスマ投資家が株暴落でも儲けられる理由 リーマンショックで大損したから今がある

✎ 1〜 ✎ 137 ✎ 138 ✎ 139 ✎ 最新
著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小
「やった! ついに暴落局面が来た!」と言える投資家になるためには?(写真:KY/PIXTA)

2月に入って急変した株式市場。調整局面を予想していたカリスマ投資家の内田衛氏はあらかじめ下落すれば儲かる金融派生商品を購入。予想どおり株価は下落したが、その後「まさかの展開」に。いったいどうなったのか。いつものように「株日記」で見てみよう。

コインチェック問題は収束するのか?

【1月29日 月曜日】先週末の日経225先物は、60円高の2万3690円、NYダウは、223ドル高の2万6616ドルと最高値更新。1ドル=108.64円。仮想通貨取引所のコインチェックは、NEM(ネム)の巨額流出に関して、保有者26万人に総額約463億円(自己資金)を返金すると発表した。

この連載の一覧はコチラ

仮想通貨時価総額ランキングなどによると、NEMは11位(2月12日現在)で約5300億円となっているようだが、26万人も投機家がいたなんて驚きだ。1人平均にすると返金額は約17万8000円ほどなので、小口投機家が多かったようだが、コインチェックに返金する資金があってよかった。日経平均株価は、2円安の2万3629円と4日続落。21時、1BTC(ビットコイン)は、122万2149円と戻りが鈍い。

【1月30日 火曜日】日経225先物は、70円安の2万3540円、NYダウは、177ドル安の2万6439ドル。有効求人倍率は、2017年平均で1.50倍と44年ぶり高水準と報道。日経平均は、337円安の2万3291円と5日続落。

【1月31日 水曜日】日経225先物は、40円安の2万3220円、NYダウは、362ドル安の2万6076ドル。長期金利(10年物国債)が、一時2.75%と3年10カ月ぶりの上昇となったことを警戒。9時11分、トーセイ・リート投資法人(3451)を11万円で10口買う。1月18日に11万2000円で10口売っている。10時51分、優待目的保有のオエノンホールディングス(2533)が、41円高の422円の年初来高値を更新し、逆行高。日経平均は、193円安の2万3098円とまさかの6日続落。フェイスブックは、仮想通貨とICOの広告を禁止すると発表。早くも2018年に入り1カ月が終わってしまった。

次ページ日経平均の下げに備え、金融派生商品を買ってみた
関連記事
トピックボードAD
マーケットの人気記事