バナナマン・設楽統が、森山良子に見せた素顔 「僕はちゃんとした人じゃない」
森山家の全員と1対1でご飯に行ける
設楽:良子さん、今日はよろしくお願いします。対談相手が僕なんかでいいんですか?
森山:もちろんですよ! いつもの連載では、私が1人でたわいもないことばっかりしゃべってるんですけどね。そこで、私が「バナナマン大好き!」って熱弁していたら、「対談しませんか?」という話になって。お受けいただいてありがとうございます。
設楽:こちらこそですよ。でも、なんかヘンな感じですね。
森山:そうね。設楽さんと話すのは、だいたいウチで飲んでるときですもんね。
設楽:面白いことに、僕は森山家の全員と1対1でご飯に行けるんですよ。直太朗くんと小木(博明)さんがいなくても、奈歩ちゃん(森山の長女で小木の妻)と連絡とってご飯に行くときもあるし。
森山:もともと娘がバナナマンの大ファンで、いつも家でビデオを見せられてたの。『亀の恩返し』とかね。それがもう、本当におかしくてチャーミングで。1日に10回や20回は繰り返し見て、同じところで「ア〜ハッハッ!」って笑うんですよ。
設楽:“鶴の恩返しがあるんだったら亀の恩返しがあってもいいんじゃないか”っていうので、相方の日村(勇紀)を全身、緑色にして「助けてもらった亀です」って来るという話で。
森山:ハハハハッ。そうそう。
設楽:僕らは結成して今、22年〜23年ですけど、それなんて2年目、3年目くらいの初期の初期のネタですね。今も、毎回ライブに来ていただいて。
森山:そうね。バナナマンは1回も私のコンサートには来てくれてないけど(笑)。
設楽:それは、いつか機会があったら行かせていただきたいんですけどね(笑)。