「笑ってはいけない」の視聴数が急伸したワケ Hulu「年間視聴数」ランキング

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「アンダー・ザ・ドーム」 © 2015 CBS Studios Inc.

ある田舎町を突然覆った巨大なドーム。密閉された極限状態の中、恐怖と混乱に陥る住人たちの人間ドラマと、ドームの謎と町に隠された秘密を解き明かしていくミステリーが世界中で大反響を呼んだ大ヒットドラマシリーズだ。

2015年7月にはファン待望のシーズン3を、全米での放送からわずか1カ月以内にHuluでスピード配信したことが視聴数を伸ばした要因だろう。

「笑ってはいけない」が記録的な視聴数になったワケ

3位は「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!! 絶対に笑ってはいけないシリーズ」。

12月に配信開始され、わずか1カ月足らずの配信期間にもかかわらず連日記録的な視聴数を誇り、一気に3位にランクインした。

この番組は、松本人志vs 浜田雅功による対決企画の罰ゲームとして端を発した2003年放送の「絶対笑ってはいけない温泉宿一泊二日の旅」に始まり、レギュラー出演者の山崎邦正(現・月亭方正)、遠藤章造、田中直樹ら全員が参加するようになった2007年放送の「絶対笑ってはいけない病院24時」など、大みそか恒例となった日テレの人気特番。今回の配信では、歴代の全シリーズを視聴できたことがユーザーの心をつかんだようだ。

2015年の年末に放送された「絶対に笑ってはいけない名探偵24時!(2015年)」や、その未公開シーンを一挙放送したSP番組を、1月14日まで期間限定で配信している。また、1月10日(日)には“笑ってはいけない”シリーズ以前の傑作「松本一人ぼっちの廃旅館1泊2日の旅!(2001年)」と「浜田チーム体育館で24時間鬼ごっこ!(2000年)」が追加配信される。

4位にランクインしたのは、日本テレビ系にて好評放送中の「徳井と後藤と麗しのSHELLYが今夜くらべてみました」。

これは、ゲスト3名を徹底リサーチで比べていく爆笑トークバラエティ番組。Huluでは放送直後からの見逃し配信を行ったことが好評を博し、2015年の週間視聴ランキングでも常に上位に位置してきた。

ほかにも、上位には日テレの番組が数多くランクインしている。日テレは年間視聴率で2年連続3冠に輝き、人気番組が多い。Huluでは、今後も「日テレ効果」が大きくなっていきそうだ。

東洋経済オンライン編集部

ベテランから若手まで個性的な部員がそろう編集部。編集作業が中心だが、もちろん取材もこなします(画像はイメージです)

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