「望遠鏡」の奥深さをどれだけ知っていますか

知れば思わず話したくなる蘊蓄100章

遠くまで見える「望遠鏡」。個人で楽しむものからとても大きなものまで、さまざまです(写真 :Tomoka / PIXTA)
モノ情報誌のパイオニア『モノ・マガジン』(ワールドフォトプレス社)と東洋経済オンラインのコラボ企画。ちょいと一杯に役立つアレコレソレ。「蘊蓄の箪笥」をお届けしよう。
蘊蓄の箪笥とはひとつのモノとコトのストーリーを100個の引き出しに斬った知識の宝庫。 モノ・マガジンで長年続く人気連載だ。今回のテーマは「望遠鏡」。新年を迎えて、この1年を見通してみたくなるこの時期。遠くが見える「望遠鏡」のことについて、少し思いを馳せてみてはいかがだろう。あっという間に身に付く、これぞ究極の知的な暇つぶし。引き出しを覗いたキミはすっかり教養人だ。

この連載の一覧はこちら

 そもそも望遠鏡とは?

01. 遠方の物体を拡大して見るための器械、望遠鏡

02. 天体用のものは天体望遠鏡、地上用のものはフィールドスコープ、スポッティングスコープなどと呼ぶ

03. 天体望遠鏡は、屈折式と反射式の2種類に大別される

04. 屈折式は、対物レンズで集めた光を直接接眼レンズで拡大して見る方式

05. 反射式は、反射鏡を使って集光し、さらに斜鏡で光路を90°曲げて接眼レンズで拡大して見る方式

06. 屈折式と反射式の要素を組み合わせたカセグレン方式の望遠鏡もある

07. 対物レンズは望遠鏡の前方にある大きなレンズ

08. 接眼レンズは眼をあてる部分のレンズで「アイピース」とも呼ばれる

09. 通常、天体望遠鏡で見る天体は倒立像となる

10. 天頂プリズムを使用すると正立像となる。ただし裏像

モノ・マガジン2月2日号(1月16日発売)特集は『バス活用術』『攻めの花粉症作戦!』『今こそカラー眼鏡』などです。上の画像をクリックするとアマゾンのサイトにジャンプします

11. 望遠鏡の鏡筒を三脚に固定して支え、向きを変えるための装置は架台、またはマウントと呼ばれる

12. 上下・左右に基本運動する架台が「経緯台式」。気軽に星空観望や地上の風景を楽しむのに適している

13. 星の日周運動に合わせて追尾可能な架台が「赤道儀式」。長時間露光を必要とする天体写真撮影に必須

14. 望遠鏡の性能を決める最大の要素は、倍率ではなく口径の大きさ

15. 口径が大きいほど多くの光を集め、天体の像はより明るく、解像度が増す

16. 口径とは、対物レンズまたは反射主鏡そのものの直径。有効径は実際に望遠鏡の枠に収まった時の直径

17. 焦点距離は、対物レンズまたは反射主鏡により集められた光が焦点を結ぶまでの距離

18. 望遠鏡の倍率=主鏡または対物レンズの焦点距離÷接眼レンズの焦点距離

19. 「有効最高倍率」とは、有効径に対して実質的に天体観測が行なえる倍率の限度のこと

20. 最高倍率は口径(ミリメートル)の2倍前後とするのが定説。たとえば口径50ミリメートルなら100倍程度

次ページ人間の瞳も望遠鏡?
関連記事
Topic Board トピックボード
人気連載
Trend Library トレンドライブラリー
  • コメント
  • facebook
0/400

コメント投稿に関する規則(ガイドライン)を遵守し、内容に責任をもってご投稿ください。

Access Ranking
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • いいね!

※過去48時間以内の記事が対象

※過去1ヵ月以内の記事が対象

※過去1ヵ月以内の記事が対象

※過去1ヵ月以内の記事が対象

※週間いいね数のランキングです。

トレンドウォッチ
行き詰まる東電支援<br>原発最後の選択

賠償費用も廃炉費用も想定から大きく上振れし、東電支援スキームは破綻の瀬戸際。東電の発電所を売却し、その代金を賠償や廃炉費用に充て、東電を送配電会社に再編する構想が浮上。