アイフォーンの商標使用料は年間1億円? アイホンの決算から

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この合意により、アップルは日本国内でもアイフォーンの商標で販売できるようになった。アップルが日本国内では初代機となるアイフォーン3Gを発売したのは08年6月のことだ。ただし、アップルのウェブサイト、ニュースリリースなどには必ず「iPhoneの商標は、アイホン株式会社のライセンスに基づき使用されています」との注書きが付されている。

09年3月期から計上を開始したことから考えると、「アイホンがアップルから受け取る商標使用料は年間1億円」と考えるのが妥当だろう。なお、アイホンは「受取ロイヤリティーがどういったものなのか、その詳細については公表できない」(経理部)としている。

◆アイホンの業績予想、会社概要はこちら

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山田 俊浩 東洋経済 記者

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やまだ としひろ / Toshihiro Yamada

早稲田大学政治経済学部政治学科卒。東洋経済新報社に入り1995年から記者。竹中プログラムに揺れる金融業界を担当したこともあるが、ほとんどの期間を『週刊東洋経済』の編集者、IT・ネットまわりの現場記者として過ごしてきた。2013年10月からニュース編集長。2014年7月から2018年11月まで東洋経済オンライン編集長。2019年1月から2020年9月まで週刊東洋経済編集長。2020年10月から会社四季報センター長。2000年に唯一の著書『孫正義の将来』(東洋経済新報社)を書いたことがある。早く次の作品を書きたい、と構想を練るもののまだ書けないまま。趣味はオーボエ(都民交響楽団所属)。

 

 

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