将棋名人血風録 奇人・変人・超人 加藤一二三著

将棋名人血風録 奇人・変人・超人 加藤一二三著

今年は、将棋名人の誕生から400年。現行の「実力名人制」になってから名人位に就いたのは、著者を含めてたった12人である。11人全員と対戦経験がある著者が、その人となりや対局時のエピソード、それぞれの将棋哲学などをつづっている。

どう考えても勝ち目がない局面でもひたすら耐え逆転勝ちを狙う、羽生善治の「羽生マジック」の秘密。対戦相手の座布団のへこみ具合で相手の心理状態を判断したという大山康治。相手にとって重要な対局ほど全力で戦う米長邦雄の「米長哲学」など、棋士の知られざる姿が語られる。

どれだけ人に感動を与えられる将棋を指すかが大事だと語るところから、著者の将棋へ熱い思いが伝わってくる。

角川oneテーマ21 780円

  

関連記事
Topic Board トピックボード
人気連載
Trend Library トレンドライブラリー
  • コメント
  • facebook
0/400

コメント投稿に関する規則(ガイドライン)を遵守し、内容に責任をもってご投稿ください。

Access Ranking
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • いいね!

※過去48時間以内の記事が対象

※過去1ヵ月以内の記事が対象

※過去1ヵ月以内の記事が対象

※過去1ヵ月以内の記事が対象

※週間いいね数のランキングです。

トレンドウォッチ
JR九州“脱鉄道”の成算

今年、上場を果たしたJR九州。豪華寝台列車「ななつ星in九州」は話題になった。しかし、人口減少などもあって鉄道事業の先行きは暗い。成長は非鉄道事業の成否に懸かっている。