中国、今どきの春節商戦事情、帰省費用に月給2カ月分、若者・富裕層は繁華街からネット・海外へと広がる

春節(旧正月)は中国人にとって各地で働いている親族一同が故郷に戻り、大家族で過ごす大事な日だ。そのため帰省ラッシュが経済的視点で見れば、中国最大の連休であり商戦期であることはご存じの読者も多いことだろう。
 
 春節商戦というと、何かと国内商戦や海外買い物ツアーが目立つが、多くの中国人は儒教的思想の下、せめて旧正月の元旦だけでもと、年配の家族の下に大家族が集い、食卓を囲む。

「団らん」とはいえ、そのほのぼのとした言葉の響きとは裏腹に、日本のお年玉のような痛い出費も覚悟のうえ、帰郷する。今年は場の勢いか、ネット上で「帰郷でかかる費用」を、知らない者同士でさらし合うということが行われ話題となった。このことは、ニュースでもしばしば取り上げられた。



■親や子に渡す中国版「お年玉袋」(紅包)が多数売られている


 沿岸部でホワイトカラーとして成功した人たちの赤裸々な声を聞くと、彼らは帰郷すれば子供だけではなく親へも「紅包」なるお年玉を与える。親が喜びそうなデジカメや携帯電話などを買い与え、また、地元の幼馴染みらと付き合いで飲み明かすため、帰郷の出費は月収程度では済まないのだという。

関連記事
Topic Board トピックボード
人気連載
Trend Library トレンドライブラリー
  • コメント
  • facebook
0/400

コメント投稿に関する規則(ガイドライン)を遵守し、内容に責任をもってご投稿ください。

Access Ranking
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • いいね!

※過去48時間以内の記事が対象

※過去1ヵ月以内の記事が対象

※過去1ヵ月以内の記事が対象

※過去1ヵ月以内の記事が対象

※週間いいね数のランキングです。

トレンドウォッチ
行き詰まる東電支援<br>原発最後の選択

賠償費用も廃炉費用も想定から大きく上振れし、東電支援スキームは破綻の瀬戸際。東電の発電所を売却し、その代金を賠償や廃炉費用に充て、東電を送配電会社に再編する構想が浮上。