ロシア経済、潜在力は魅力だが、見えない「近代化」策

薄暗い街並みに、商店の前には長い行列。ロシアの首都モスクワには、こんなイメージを抱く日本人がまだ少なくないかもしれない。

だが、現在のモスクワは、消費ブームに沸き返っている。中心部には有名な欧米ブランド店が並ぶ一方、「ユニクロ」「H&M」「ZARA」といったカジュアルブランド店も多く進出、これらブランドをおしゃれに着こなした人も急増中だ。

郊外では相次いで大型ショッピングセンターが開店、地場・欧米資本を問わず、24時間営業で客を迎えている。もちろん、旧ソ連時代のような、“商品より人が多い”ことはない。高級食品の代名詞である日本食のレストランも、モスクワ市内に1000軒以上ともいわれるほどモスクワっ子に浸透。「最近の成長は、このような内需の拡大も一因」と日本貿易振興機構(JETRO)海外調査部欧州ロシアCIS課の浅元薫哉課長代理は指摘する。

とはいえ、ロシアの経済構造が「資源依存」型であることは間違いない。輸出の7割を原油や天然ガスなど「燃料・鉱物類」が占める。輸入では自動車や建設機械など「機械・設備・輸送手段」が45.4%とトップだ(円グラフ)。

関連記事
Topic Board トピックボードAD
人気連載
Trend Library トレンドライブラリーAD
  • コメント
  • facebook
0/400

コメント投稿に関する規則(ガイドライン)を遵守し、内容に責任をもってご投稿ください。

Access Ranking
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • いいね!

※過去48時間以内の記事が対象

※過去1ヵ月以内の記事が対象

※過去1ヵ月以内の記事が対象

※過去1ヵ月以内の記事が対象

※週間いいね数のランキングです。

トレンドウォッチAD
トヨタの焦燥<br>トランプ 次世代車 ケイレツ<br> 3つの難題

エコカーの金看板「プリウス」に大逆風。トランプ大統領が「米国に工場作れ」と名指しで批判。アップル・グーグルが参入し、次世代車の開発競争激化。トヨタの変革は急ピッチで進む。