2011年最大の東証上場、韓国ネットゲームの巨人・ネクソンが来襲

収益の多くはゲームで必要なアイテムの販売など課金収入に依存しており、日本で成長著しいモバゲー(ディー・エヌ・エー運営)やグリーなどソーシャルゲームとビジネスモデルは同じだ。

ただ、携帯向けが短時間で楽しめコンテンツ量が軽い一方、パソコン向けが主体のネクソンは滞在時間が長く家庭用ゲームと似た本格的なゲームとなっている。「(パソコン向けが主流である)アジアでの認知度は日本のソーシャルゲーム会社と比較にならないほど圧倒的に高い」(東京IPOの西堀敬編集長)点は有利だが、携帯向けが発達している日本でのユーザーは、一部の層に限られていた。

携帯向けに重点投資

ネクソンはこれまで携帯向けと距離を置いてきたが、今後は技術の進化でパソコンと携帯とのプラットフォームの区別がなくなるのは必至。崔社長は「来年以降すべてのスマートフォンに対応したタイトルを出していきたい」と言う。900億円超の調達資金はモバイル向けゲーム開発会社の買収にも充てる方針だ。

巨艦来襲は日本勢力図を塗り替える可能性を秘める。

◆ネクソンの業績予想、会社概要はこちら

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(二階堂遼馬 撮影:尾形文繁 =週刊東洋経済2011年12月24-31日新春合併特大号)

記事は週刊東洋経済執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります。
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