社食変更に猛抗議!Googleはここまで自由だ

人事担当責任者が語る「評価と社風」

ニューヨークオフィスで食事中のグーグル社員。食費はすべて無料だ(写真:Google)
全世界で話題!グーグルで人事担当責任者を務めるラズロ・ボック氏が書いた『WORK RULES!』の日本語版が、7月31日に発売される。「世界最高の職場」とも賞される21世紀の最強企業をかたちづくる、採用、育成、評価の仕組みをすべて惜しげもなく公開しており、あらゆる組織で応用できる普遍性を持った未来の働き方のバイブルでもある。本連載では、500ページ超の『WORK RULES!』日本語版より、エッセンスを紹介する。

 

世界中で社員を増やすグーグル。その「世界最強の職場」を設計した男がすべてを明かした。超優秀な人材を見つけ出し、活躍させる秘訣とは? 前回は、グーグルの企業文化や採用の方針について紹介したが、今回は評価と社風についてお伝えしよう(以下、カッコ内は鬼澤忍・矢羽野薫訳『WORK RULES!』日本版より引用)。

驚くほど小さい上司の裁量権

7月31日に発売となる本書は、アマゾンで8日から予約受付を開始。画像をクリックするとアマゾンのサイトへジャンプします。

「地上で最も有能な人々は、物理的にますます自由に動き回り、テクノロジーを通じて結びつき、また何よりも、雇用主の目につきやすくなっている。こうしたグローバルな幹部要員は自由度の高い企業で働きたがるから、有能な人材はその企業に流れ込む。適切な環境を構築できるリーダーは、地上で最も有能な人材を引きつける磁石となるだろう」

グーグルに集まる人材は、まさにこうした有能な人々だ。大企業になればなるほど、普通の会社ではトップを頂点としたヒエラルキーが社員を縛り、成果を出しづらくなる。これを避けるため、権力と権威を上司から引きはがす。マネジャーは、以下のようなことさえ自らの一存で決めることはできない。

「誰を雇うか/誰を解雇するか/ある人の業績をどう評価するか/ある人に関する昇給、ボーナス、株式付与をどれくらいにするか/優れた経営手腕への褒賞を誰に与えるか/誰を昇進させるか/コードはどの時点で、わが社のソフトウェア・コード・ベースに組み込めるだけの品質となるか/製品の最終的設計およびそれを発表する時期」

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