トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン --硬直化し、残念な日本《宿輪純一のシネマ経済学》

『トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン(2011年)』は、ヒットシリーズ『トランスフォーマー』の第3弾目。『トランスフォーマー』(07年)、『トランスフォーマー/リベンジ(09年)』と順調に製作されてきた。
 
 ダークサイド・ムーンとは、地球からは見ることのできない月の裏側のこと。アクションものでもあり、今回から3Dとなった。この3Dは『アバター』の機材を使っているからとかで、CGと合わせすばらしい動きとなっている。



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そもそも「トランスフォーマー(Transformers)」(日本語は複数形が厳密ではない)とは英語のTransform(変形・変換させる)からの派生語で、自動車などの機械から変形するロボットのこと。その精巧な機械の変形は、数と大きさで『アイアンマン』を上回るものでよくできている。メカ好きの筆者も満足である。

今回は1969年のアポロ11号による人類初の月面到達までさかのぼる。そのとき、宇宙飛行士はトランスフォーマーの宇宙船(残骸)を発見していた。当局はそれを極秘としたが、“悪”のトランスフォーマー軍団「ディセプティコン」による地球侵攻の足掛かりとなるものであった。トランスフォーマーが一般化した現代では、“善”のトランスフォーマーであるオートボットは人類との同盟を続け共存していた。

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