セミナーレポート

CPM&BIクラウドフォーラム2015 なぜ今、財務管理・予算管理・業績管理にクラウドなのか?
その鍵は、リアルタイム集計とフレキシブルな分析・レポート作成、
そしてスピーディーなシステム実装

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ソリューションセッション
「Excel依存からの脱却! Adaptiveで改善する予算策定プロセス」

Adaptive Insights
日本法人 ソリューション統括
篠原史信

社内各部門から予算数値をスプレッドシートで収集し、前期との差異の原因をレポート。予算策定後も実績を追跡し、計画離脱があれば原因を分析する。Adaptive Insightsのソリューションは、この収集シート、分析レポート、状況追跡ダッシュボードをまとめてクラウド上で提供している。同社ソリューション統括の篠原史信氏は「表計算ソフト依存から脱却して予算策定、日々の業務を戦略的に変えるイメージを伝えたい」と、デモを交えて魅力を説明した。Adaptiveのダッシュボードの裏では、予算、実績、見込みのデータは緊密に連携している。たとえば、実績と見通しの差異が広がった「4月」をクリックして内訳を見れば、どの部署が見通しを多く積んでいるか、すぐに原因をさかのぼれる。修正の必要があれば、スプレッドシートに移動して、新たな数字入力も容易だ。篠原氏は「表計算ソフトは個人作業に適していますが、多人数連携の場合は生産性が落ち、ミスや遅延も起きやすくなります」とAdaptive導入の意義を強調した。

パブリックアイデンティティ
クラウドエンジニアリング
マネージャー
細野将基

パブリックアイデンティティの細野将基氏は、Adaptive Planningを使った予算作成のデモを披露した。予算データの収集のために各部署に入力してもらうシートは、汎用表計算ソフトと同様のつくりで、エンドユーザーには使いやすく、年度の数字を割って月次として入力するなどの省力化機能も充実している。データは、日本>東京支店>東京第一営業所、といった階層構造になっていて、営業所で入力した数字は、上位階層の支店データにもリアルタイムで反映される。また、製品、地域などの属性・分類を設けておけば、さまざまな角度から分析が可能になる。レポートも属性をドラッグ&ドロップするだけで簡単に作成でき、たとえば経営会議の最中にも、即座に作成することもできる。細野氏は「従来の表計算ソフトや文書作成ソフトとつなぐサービスもあり、シームレスなデータ連携ができます」と語った。

 

当日は展示ブースでのクラウド体感コーナーが設けられた

 

お問い合わせ
Adaptive Insights株式会社
Adaptive Insights株式会社
 http://jp.adaptiveinsights.com/