2023年「ガッカリ&よかったドラマ」ランキング ガッカリ5位までにフジ月9が3作品ランクイン

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4位は『ONE DAY~聖夜のから騒ぎ~』(フジテレビ系)。二宮和也、中谷美紀、大沢たかおの主演で、聖夜の1日の出来事を同時進行する3つの視点で描く意欲作と期待は高かったのだが……。

二宮和也(写真:週刊女性PRIME編集部)

「シーンが目まぐるしく変わって、内容が頭に入らない」(山形県・39歳)など複雑な構成についていけない視聴者が多数。

「これ2時間ドラマの前後編でいいですよね。連ドラだと1話1話で登場人物の動きが多くて、到底1日の出来事に見えないんです。同時多発的にいろんな事件が起こるという意味では『有頂天ホテル』みたいなことをやりたかったのでしょうが、だったら三谷幸喜さんに書いてほしかった。

やりたいことと脚本、演出がまるで噛み合っておらず、せっかくの豪華キャストがもったいなかったです」(カトリーヌさん)

あまりにも非現実的で、物語が頭に入ってこない!?

がっかりの3位もやはり挑戦的なドラマ『パリピ孔明』(フジテレビ系)。

「面白いけど、ドラマじゃなくてもよかったと思う」(福岡県・40歳)。「あまりにも非現実的で、役者はいいのに物語が頭に入ってこない」(東京都・51歳)。

どうやら、諸葛孔明が現代に転生し、プロデューサーとしての手腕を発揮するといういかにも漫画原作らしいとっぴな展開や、主演の向井理のコスプレ感満載の格好に戸惑う人が多かったようだ。

向井理(写真:週刊女性PRIME編集部)

「たしかにリアリティーは皆無でしたけど、私は楽しんで見ていました。キャラもにぎやかだし、ビジュアルも楽しいし。音楽モノを実写化する場合、説得力を出すのがすごく難しいんですよ。

でも、上白石萌歌さんのピュアな歌声をアヴちゃんと菅原小春さんのパンチのあるキャラで補うなど、音楽面でも頑張っていた。

ただ、孔明が登場したときのインパクトが強烈すぎて、そこからさらに盛り上げられなかったとは思います。若干の出オチ感があったのは否めません(笑)」(カトリーヌさん)

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