「ウザいイジリを瞬殺」元芸人オススメ"返し"3選 「場をシラケさせず」嫌なことをスルーする技

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うざい先輩と後輩
ウザいイジりかたをしてくる先輩や上司との関わり方とは(写真:mits/PIXTA)
コミュニケーションには、「関係開始」「関係継続」「関係深耕」の3段階しかない。そして全ての段階には、攻略法がある!
元お笑い芸人である中北朋宏氏は、お笑いを辞めた後に未経験でコンサル業界に転職。そこで「笑いの技術」を活かしたコミュニケーションを駆使して3年でナンバーワンの成績をおさめています。
その後、起業して株式会社俺を設立。自身が開発した「お笑い」と「コミュニケ-ション」を掛け合わせた、「コメディケーション」を260社、2万6000人以上に提供しています。
そんな中北氏が「仕事で結果を出すためのコミュニケーション技法」をまとめたのが最新刊『おもしろい人が無意識にしている 神雑談力』。
すぐに使える、コミュニケーション強者になるための、テクニックが満載で、発売即重版になるなど話題を呼んでいます。
以下では、その中北氏が「イジリをスルーする力」について解説します。

「イジられる」にはメリットも多いが…

お笑いの世界には、イジる役とイジられる役が存在します。

おもしろい人が無意識にしている 神雑談力
『おもしろい人が無意識にしている神雑談力』(書影をクリックすると、アマゾンのサイトにジャンプします。紙版はこちら、電子版はこちら。楽天サイトの紙版はこちら、電子版はこちら

有名芸人の中には、イジられ役になりたかった、という人が多く存在します。

今では数々の番組にMCとして出演されている有吉弘行さんも、実は「『イジられる役』になりたかった。上島竜兵さんのように自分も『イジられる人』になりたいと思い、活動をしていたけれど自分には向いていなかった」と話されていました。

この話をするとほとんどの方が、「なぜ、イジられる役になりたいんだろう……」と疑問に思うと思います。

講演会などでも「あなたは『イジる役』と『イジられる役』どちらになりたいですか?」と質問をすると、ほとんどの方が「イジる役」と答えるのが現実です。

実は飲み会やお客様とのやり取りなど、ビジネスシーンの人間関係の開始時では、圧倒的に「イジられる役」のほうがメリットが多く存在しています。

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