汚部屋を片づけたら1000万円貯まった人の"名言" 100万円借金した時代から様変わり!

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例えば、100均で売っているネギカッター。毎日ねぎの千切りを食べるならいいけど、月に1回しか使わなければ残りの29日は引き出しの中で場所をとる邪魔な存在だ。

「便利だけど包丁で済むからいらないなと。安く買えても利用頻度が低くて捨てそうなモノは最初から買いません」

身軽な生活をマネしたいけれど、捨てる行為に罪悪感がある人はどうすれば?

「自分で必要なモノを“選び取る”と考えればラクになる気がします。本当に大切なら捨てるかどうかの選択肢にも入らないと思うので、選んだモノ以外はいらないと思えるのではないでしょうか」

捨てるモノを決めるのではなく、必要なモノを選ぶ。逆転の発想ができれば“高かった”、“いつか使う”なんて言い訳も飛んでいきそう!

「たくさんモノを持っていた昔は漠然とした不安があったのに、少なくした今はなんとかなる自信がつきました」

なごみーさんが捨てて貯まるを実感したこと

1位:ダブり買いが減った

モノを必要最小限にして定位置にしまうことを徹底!

何が、どこに、どれだけあるか把握できるようになって、ストックがあるのに買ってしまう失敗がなくなりました

2位:お出かけ費が減った

“捨て”に目覚める前は“汚部屋”から出たくて目的のないお出かけが定番。

今は自宅が快適で無用の外出がなくなり、交通費、食事代、衝動買いの支出を大幅に削減!

3位:買い替え頻度が減った

少ないものを大切にするのでモノの寿命が延びました。

例えば洋服。洗うときは、面倒でも裏返してからランドリーネットへ。洋服は1シーズン3パターンあれば十分です!

モノが最小限の今現在の部屋(写真:週刊女性PRIME編集部)

今回わかったのは、不用品を捨てた空間で暮らすと満足感が高まって物欲がおさまるということ。モノへの執着が消えれば貯金がすすむ!

捨てる→環境が整う→心が満たされる→大切なものが見えてくる→余計なものは買わない&ムダ買いが減る→自然とお金が貯まる!

(写真:週刊女性PRIME編集部)
節約系整理収納アドバイザー・なごみーさん(38歳)●整理収納アドバイザー1級の知識を活かし片づけや家事の工夫をSNSで発信。著書に『ポンコツ4児母ちゃん、家を片付けたら1000万円貯まった!』(KADOKAWA)Instagram:@nagomy39

(取材・文/廣瀬亮子)

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