プロへの道「ゴルフ世界ジュニア」出場選手の素顔 7月11日に開幕、過去には畑岡奈紗や笹生優花も出場

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今年も将来楽しみな選手たちが、関門を突破して世界の舞台に立つ。数年先には日本の男女ツアーや世界で活躍しているかもしれない13~14歳の部、15~18歳の部の選手たちの名前を最終ページでまとめた。頭の片隅に覚えておいても損はない。

ジュニアでもかなりレベルが高い

大会を前に6月10、11日の両日、埼玉・クリアビューGC&ホテルで日本代表合宿が行われた。代表のうち、初出場の選手たちを中心に30人が参加した。ゴルフは個人競技ではあるが、合宿で年齢や地元の違う選手たちが一緒に回ってチームという意識を高めることと、各自の今のスイングについてのデータを計測することが主な目的だった。

パットラボで計測する上村大和(左)と小林翔音(右)

ショットに関連して弾道測定器「GCクアッド」と、体重移動の状態を可視化する「FEELSOLE」という足底圧測定器、パッティングでは「パットラボ」と3つの機器を使用した。

井上団長や保護者が見守る中でショット計測を行う選手たち(筆者撮影)

個々の数値は公表できないが、日本選手団派遣を行う国際ジュニアゴルフ育成協会(IJGA)代表理事の井上透プロは「ショットは軌道、フェースの向き、打点の3要素が数値化され、パッティングでは一番大切な(インパクトでの)再現性などをチェックできます」といい、今回の代表の数値について「この範囲に入っていればというゾーンにみんな入っている。13~14、15~18の選手はもれなく上手」と、数値的にもスキルの高さを認める。

低年齢カテゴリーの選手も入れると、北海道から沖縄まで、全国各地から日本代表になった選手たち。皆さんの故郷から世界一になる選手が出てくるかもしれない。

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