苦手な「ショートカットキー」まるごと覚える凄技 記憶プロ解説「2分割法」で"大量記憶"を効率化

✎ 1〜 ✎ 10 ✎ 11 ✎ 12 ✎ 最新
拡大
縮小

あくまで私の場合ですが……この表のうち「ラクに覚えられること」は次の11個です。

英単語の頭文字がフックになる

◆全てのテキスト(セル)を選ぶ…Ctrl + A(「all」のAで覚えられる!)
◆印刷プレビューを表示する…Ctrl + P(「preview」のPで覚えられる!)
◆ファイルを保存する…Ctrl + S(「save」のSで覚えられる!)
◆選んだ範囲をコピーする…Ctrl + C(「copy」のCで覚えられる!)
◆画面を最大にする…Win + ↑(大きくするから「↑」で覚えられる!)
◆画面を最小にする…Win + ↓(小さくするから「↓」で覚えられる!)
◆直前の操作をキャンセルする…Esc(「escape=回避」のEscで覚えられる!)
◆調べたい単語を検索する…Ctrl + F(「find」のFで覚えられる!)
◆デスクトップを表示する…Win + D(「display」のDで覚えられる!)
◆パソコンをロックする…Win + L(「lock」のLで覚えられる!)
◆ウィンドウを新しく開く…Ctrl + N(「new」のNで覚えられる!)

こうなると、「ちょっと手間なこと」残りの9個です。この9個の情報を、頭に入れやすいように加工していきます。

覚えたい事柄と感情を紐付けるために、技術を使うのです。平たく言うと「覚えたい内容」をイメージ化、エピソード化(物語化)したりして、脳に強烈なインパクトを与えることです。

そのイメージ化は荒唐無稽でも、自分しかわからないものでも大丈夫

誰かがつくったイメージよりも、パーソナルなイメージのほうが、より強烈なインパクトを脳に刻むことができます。それを自己生成効果と呼びます。他人が行うより、記憶する本人が情報の加工を行うほうが記憶テストの成績が高くなる傾向があることがわかっています。

次ページ大量暗記の要は二分割法にあり?
関連記事
トピックボードAD
キャリア・教育の人気記事
トレンドライブラリーAD
連載一覧
連載一覧はこちら
人気の動画
【田内学×後藤達也】新興国化する日本、プロの「新NISA」観
【田内学×後藤達也】新興国化する日本、プロの「新NISA」観
【田内学×後藤達也】激論!日本を底上げする「金融教育」とは
【田内学×後藤達也】激論!日本を底上げする「金融教育」とは
TSUTAYAも大量閉店、CCCに起きている地殻変動
TSUTAYAも大量閉店、CCCに起きている地殻変動
【田内学×後藤達也】株高の今「怪しい経済情報」ここに注意
【田内学×後藤達也】株高の今「怪しい経済情報」ここに注意
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
会員記事アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
トレンドウォッチAD
東洋経済education×ICT