空圧制御機器のSMCが遠野工場で操業再開。釜石工場も週内に稼働へ【震災関連速報】

空圧制御機器のSMCが遠野工場で操業再開。釜石工場も週内に稼働へ【震災関連速報】

空圧制御機器で世界首位のSMCは22日、東日本大震災によって操業を止めていた2拠点のうち、遠野工場(岩手県遠野市)の操業を再開した。釜石工場(岩手県釜石市)も21日に電力が復旧、すでに機械設備の点検を終えており、週内をメドに稼働する見込みという。

また、同社は23日、従業員の被災状況について、震災当日に就業中だった従業員は全員が無事だったが、周辺地域で津波の被害が大きかった釜石工場では、休暇・休務中だった従業員のうち5名が死亡、1名が行方不明となっていると発表した。

両工場とも、津波による直接的被害は受けず、建屋や機械設備の損壊もほとんどなかった。ただ、ガソリン不足の影響で従業員の通勤事情が悪化しており、設備は復旧したものの、フル稼働には届いていない。23日現在の出勤率は、遠野工場で8割、釜石工場で6割程度のようす。今後は周辺地域の復興や燃料、物流事情の改善に合わせ、稼働率を高めていくことになりそうだ。

草加工場(埼玉県草加市)、筑波工場(茨城県常総市)、矢祭工場(福島県矢祭市)の3工場は、順調に稼働している。計画停電には、残業や他工場での生産を増やすことで対応。原材料についても豊富な在庫を確保しており、当面、不足の心配はないという。

(小河 真与 =東洋経済オンライン)

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