年末年始の過ごし方に関して論じてきた私だが、最後に白状すると、私ほど「残念な年末年始を過ごす人」も、そうはいないだろう。
私も「幸せな2023年」に向けて、ラビットジャンプ!?
何を隠そう私自身が、実は「漫才」と「格闘技」と「歌番組」のほぼすべてをテレビに必死にかじりついて見ているのみならず、毎年、帰省しては、不仲な弟や姉に疎んじられ、軽んじられ、まともに相手にされず無視されている残念な人間である。
おまけに、年末年始恒例の「同窓会」をダブルヘッダーどころかトリプルヘッダーで入れてしまって疲れ果て、「年賀状」も毎年、1月の中旬くらいにのろのろ返事を出して失礼な印象を与えてしまっている。
どんなに混雑していても新年に八坂神社に向かい、たかだか100円を入れただけで、2分くらい目を閉じて何から何まで願をかけまくるのも、白状してしまえば私の所業に他ならないのだ。
私が長年、「残念な年末年始」を過ごしてきた結果から得た「珠玉の教訓」が、皆様の年末年始にささやかな笑顔をプレゼントする一助になることを願いつつ、今年のコラム納めとさせていただきたい。
みなさん、素晴らしい新年を。ハッピーニューイヤー・オブ・ラビット‼
ムーギー・キム
『最強の働き方』『一流の育て方』著者
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Moogwi Kim
慶應義塾大学総合政策学部卒業。INSEADにてMBA取得。大学卒業後、外資系金融機関の投資銀行部門にて、日本企業の上場および資金調達に従事。その後、大手コンサルティングファームにて企業の戦略立案を担当し、多くの国際的なコンサルティングプロジェクトに参画。2005年より外資系資産運用会社にてバイサイドアナリストとして株式調査業務を担当した後、香港に移住してプライベート・エクイティ・ファンドへの投資業務に転身。英語・中国語・韓国語・日本語を操る。著書に『世界中のエリートの働き方を1冊にまとめてみた』と『一流の育て方』(母親であるミセス・パンプキンとの共著)など。『最強の働き方』の感想は著者公式サイトまで。
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