"嫌われる人"が気づいていない「絶対NGな地雷」 会話の中で「言ってはいけない」禁断テーマ

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そうすれば、相手はあなたに対し、「この人は気を遣って話す人なんだな」という印象を抱き、仮にあなたが、相手にとって本当なら地雷となるようなことを言ってしまったとしても、相手が地雷を踏まれたことに気づかなかったり、あまり不快な気持ちにならなかったり、大目に見てくれたりする可能性が高くなります。

これはもちろん、その場にいない人の話をするときでも同様です。

むしろ、その場にいない人の話をするときこそ気をつけるべきかもしれません。

もしあなたが、その場にいない人のことを「あのデブ」などと言っていたら、その場にいる、「自分はふくよかなほうかもしれない」と思っている人は、「この人は、自分がいない場所では、自分のことをこんなふうに話しているのかもしれない」と感じてしまうからです。

相手に直接言った言葉でなくても、相手の地雷を踏んでしまうことはあるのです。

「優しい表現」は、上手な人の真似をしてみる

どうしても誰かを攻撃したいとき、ストレスがたまり、周りの印象など気にせず、思いきり誰かの悪口を言いたいとき、直接的な言葉を使わないと相手に伝わらないと感じたときなどは別ですが、そうでない場合は、できるだけ優しくやわらかい言葉や表現を使うようにしてみましょう。

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もしかしたらみなさんの中には「そんなことを言われても、どう優しい表現に言い換えたらいいかわからない」と思う人もいるかもしれません。

時間のあるときに本や漫画を読んだり辞書を眺めたりして語彙を増やしたり、いろいろな事柄について、「どうすれば優しい表現になるだろう」と考えたりするのももちろん効果的ですが、もし身のまわりに、「この人の話し方は優しいな」と感じる人がいれば、その人がふだん、どのような言葉を使い、どのような話し方をしているかを観察し、真似してみましょう。

以上、今回は地雷の避け方について、私なりの考えをいろいろと述べてきましたが、ある程度こうしたことを配慮したうえで、それでも地雷を踏んでしまったときは、反省し今後に生かしつつ、あまり自分を責めすぎないようにしましょう。

また、世の中には、繊細で傷つきやすく、会話の至るところに地雷がひそんでいる人もいらっしゃいます。

あまりにも地雷が多い人、あなたなりに配慮しているのに地雷を踏んでしまうことが多い相手など、「話していて疲れる」と感じる人とは、「あまり立ち入った話はしない」「適度な距離感でつきあうようにする」といった具合に、関係性自体を見直したほうがいいかもしれません。

 

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アルファポリスビジネス編集部

アルファポリスはエンターテインメントコンテンツのポータルサイト。小説、漫画、書籍情報などを無料で配信。最近はビジネス系の記事にも力を入れている。

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