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企業理念の共有の巧拙が業績を左右する時代に 非金銭的利益や感情的要因が社員の動機を左右

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打ち合わせをする若いビジネスパーソン
(写真:ふじよ / PIXTA)

企業理念や企業の目指すべき方向性を社内で共有することの重要性は近年、強く認識されるようになっている。

人々は、単純に金銭的利益だけで行動するわけではない。非金銭的利益や損失も重要な動機づけになり、感情的な要因も従業員のモチベーションを大きく左右する。

一方、企業内での活動がどんな理念に基づいているかは、実際に仕事をしている人たちの非金銭的利益や感情に大きな影響を与える。そう考えると、理念やパーパスの提示は企業内のモチベーションに大きな影響を与える。結果として企業価値をも大きく左右する。

ただし、重要になってくるのは、企業理念をどのように提示し、どのように社内で共有するかだ。

次ページ働き方の変化で価値観の共有が難しく
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