「ムーヴ キャンバス」6年ぶり全面改良の超進化 2つの内外装に待望のターボ搭載で抜け目ナシ

✎ 1〜 ✎ 95 ✎ 96 ✎ 97 ✎ 最新
拡大
縮小

また、今回のモデルチェンジのポイントとして、すっきりと洗練させた「ストライプス」と、上質で落ち着いた世界観をもつ「セオリー」、2つのテイストから選べることもあげられる。

ストライプスは現行モデルから継承されるポップな印象の仕様で、シャイニングホワイトパールの2トーンルーフに明るいカラーのインテリア、セオリーはモノトーンのボディカラーにシックなカラーのインテリアが組み合わされる。セオリーは、女性に向けたムーヴ キャンバスの中にあって、男性ユーザーを視野に入れた仕様だろう。

モノトーンカラーの「セオリー」(写真:ダイハツ工業)

センターメーター廃止でディスプレイを大型化

内装ではセンターメーターが廃止され、運転席前にメーターを設置したレイアウトになったことが大きな変更点。メーターをインパネ中央から追い出したおかげで、大型のナビ用ディスプレイを高い位置に設定できるようになった。ここには9インチのディスプレイオーディオや、ダイハツの10インチナビを装着することができる。

「ストライプス」のインテリア(写真:ダイハツ工業)

「女性ユーザーやスマホネイティブ世代を意識した使い勝手の良い機能や装備」として、リアシート下からせり出す「置きラクボックス」、保温機能付きの「ホッとカップホルダー」などを採用。タッチ&ゴーロック機能やウェルカムオープン機能を追加した両側パワースライドドアは、全グレードに標準装備される。

インテリアの仕様は、ストライプスがホワイトのインパネ/ドアトリムにライトグレーのファブリックシート、セオリーはブラウンのインパネ/ドアトリムにネイビーのファブリックシートだ。

「セオリー」のインテリア(写真:ダイハツ工業)

なお、グレードはストライプス/セオリーとも、ベースモデルの「X」、上級仕様の「G」、そしてターボエンジン搭載の「Gターボ」の3タイプが設定されて、全グレードでFF(前輪駆動)と4WDが設定される。

さらにメーカーオプションとディーラーオプションを組み合わせたパッケージオプションが「幅広いお客様に向けた3つのアナザースタイルパッケージ」として用意された。

ストライプスにはホワイトメッキの外装パーツやライトウッド調の内装パーツが組み合わされる「リラックススタイル」。セオリーでは、メッキパーツやダークブラウンの内装を組み合わせた「エレガントスタイル」と、ブラック基調の外装パーツにダークブラウンの内装をセットした「ビタースタイル」の2タイプが選択できる。

次ページ価格は「タント」と同等で149万6000円~
関連記事
トピックボードAD
自動車最前線の人気記事
トレンドライブラリーAD
連載一覧
連載一覧はこちら
人気の動画
【田内学×後藤達也】新興国化する日本、プロの「新NISA」観
【田内学×後藤達也】新興国化する日本、プロの「新NISA」観
【田内学×後藤達也】激論!日本を底上げする「金融教育」とは
【田内学×後藤達也】激論!日本を底上げする「金融教育」とは
TSUTAYAも大量閉店、CCCに起きている地殻変動
TSUTAYAも大量閉店、CCCに起きている地殻変動
【田内学×後藤達也】株高の今「怪しい経済情報」ここに注意
【田内学×後藤達也】株高の今「怪しい経済情報」ここに注意
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
会員記事アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
トレンドウォッチAD
東洋経済education×ICT