牛丼ピンチ!止まらない米国産バラ肉の急騰

値上げしたばかりだが、粗利は変わらず

米国産バラ肉は、日本で牛丼用とし定着している

手軽に食べることができる日本の国民食、牛丼。値上げが進むこのどんぶり一杯の価格がこの先、さらに上がってしまうかもしれない。

牛丼などに使われる米国産の牛バラ肉(ショートプレート)の価格が2014年9月に1キログラム1000円を超えた。2003年12月に発生した米国でのBSE(牛海綿状脳症)によって急騰した数カ月を除けば、過去最高の水準だ。

7月に「プレミアム牛めし」を発売した松屋フーズ。冷凍肉から冷蔵肉に切り替え肉質向上を図り、並盛りの価格は380円と従来品から90円も値上げした。高収益が期待されると思いきや、「牛肉価格の上昇で従来品と粗利は変わっていない」と緑川源治社長は実情を明かす。

干ばつと円安が打撃

昨年末に発売した鍋メニューがヒットした吉野家は、10月下旬に同商品の販売を再開したが、前回販売時から40円の値上げに踏み切った。「肉の仕入れ値が2倍になったが、商品のクオリティを落とすことはできなかった」(河村泰貴社長)。

2013年2月には米国産牛肉の輸入規制が緩和され、米国から輸入される牛の月齢が20カ月以下から30カ月以下になった。一時的に供給量は増え、価格も下落した。

だが、2013年9月を境に牛肉価格は再び上昇し、過去1年間で米国産バラ肉の仕入れ値は2倍にまでハネ上がった。

価格上昇の要因は複数ある。一つは円安・ドル高の進行。もう一つは米国で2011~12年に発生した干ばつの影響だ。餌不足となり干し草や穀物の価格が高騰した。

大半の農家は餌代の上昇に耐えられず、肥育牛だけでなく、繁殖用の雌牛も売る動きが加速した。

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横浜DeNAベイスターズ社長<br>池田 純

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