ここから先は、おなじみ競馬コーナーだ。2月13日は阪神競馬場に舞台を移して、京都記念(第11レース、G2)が行われる。
芝2200メートルという非根幹距離レースだけに、わが偏愛するステイゴールド産駒一族にチャンスありと見る。ところがこのレース、「ステゴ系」が13頭中5頭もいる。これではワシも困るではないか。
京都記念の本命はユーバーレーベン
昨年はラブズオンリーユー、一昨年はクロノジェネシスと、2年連続で牝馬が勝っているレースであり、ここはオークス馬のユーバーレーベンから。
昨年秋は秋華賞で13着に終わったものの、ツワモノぞろいだったジャパンカップで6着は立派なもの。ユーバーレーベンの父ゴールドシップは、宝塚記念の連覇を含め、阪神競馬場では圧巻の強さを見せてくれたものだ。
今年はここでいいスタートを切って、ぜひ海外遠征にも挑んでほしい。
対抗には7歳馬ながら、天皇賞・秋とジャパンカップでともに4着と健闘したサンレイポケットを。穴っぽいところでは、ラーゴム、マカヒキ、そしてアフリカンゴールドも少しだけ抑えておきたい。
(当記事は「会社四季報オンライン」にも掲載しています)
かんべえ(吉崎 達彦)
双日総合研究所チーフエコノミスト
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Kanbee
吉崎達彦/1960年富山県生まれ。双日総合研究所チーフエコノミスト。かんべえの名前で親しまれるエコノミストで、米国などを中心とする国際問題研究家でもある。一橋大学卒業後、日商岩井入社。米国ブルッキングス研究所客員研究員や、経済同友会代表幹事秘書・調査役などを経て2004年から現職。日銀第28代総裁の速水優氏の懐刀だったことは知る人ぞ知る事実。エコノミストとして活躍するかたわら、テレビ、ラジオのコメンテーターとしてわかりやすい解説には定評がある。また同氏のブログ「溜池通信」は連載500回を超え、米国や国際政治ウォッチャー、株式ストラテジストなども注目する人気サイト。著書に『溜池通信 いかにもこれが経済』(日本経済新聞出版社)、『アメリカの論理』(新潮新書)など多数。競馬での馬券戦略は、大枚をはたかず、本命から中穴を狙うのが基本。的中率はなかなかのもの。
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