アジアでも男性化粧品、マンダム"次の一手"

成長牽引のインドネシアが伸び鈍化

カンボジアでの販促風景。インドネシアと同様の高成長を実現できるか

「ギャツビー」「ルシード」などのブランドを擁し、男性化粧品で国内首位をひた走る、マンダムの快走が止まらない。

今夏も制汗剤やボディペーパーが好調に推移。需要最盛期に当たる第1四半期(4~6月期)は、消費増税の影響を物ともせず、売上高は前年同期比で9.2%増を記録した。営業利益は同2.2%の減益となったが、これは広告宣伝費などを多額に投下したため。2014年度を通期で見ると、前期比4%の増益は堅く、最高純益を3期連続で更新する見込みだ。

力強い成長を牽引しているのが、インドネシアをはじめとするアジア市場だ。特に、海外の主戦場であるインドネシアの売上高は4~6月期に前年同期比13.4%増と、国内の同6.1%増を大きく上回った。通期でも、現地通貨ベースで過去最高の営業利益を達成する見通しだ。

ただ、インドネシアも人件費の上昇に加え、店頭におけるプロモーション活動や製品導入の負担が年々重くなり、営業利益率は2011年度をピークに低下傾向にある。

インドシナ半島で攻勢

そこでマンダムは、新たな成長基盤の育成に乗り出した。ミャンマー、ラオスなどインドシナ半島での市場開拓だ。中でもカンボジアは売上高が前年比で倍増している最優等地域だ。

同国へは、男性化粧品市場という概念さえ見えなかった2012年に進出。「今のカンボジアは、初めて進出した頃のインドネシアと市場の状況が似ている」(海外事業を統括する有地達也常務執行役)。それだけに手応えも感じるし、成長への期待も高まる。

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