経営が安定的で平均年収が高い中堅企業136社 従業員1000人未満で自己資本比率50%超が対象

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なおランキングでは、平均年収が同じ場合は、自己資本比率が高い順に並べている。また持株会社は、グループ採用の場合があり、表記の平均年収とは異なる採用条件になっている場合がある。なお決算期により新型コロナウイルスの影響に違いがあることに注意してほしい。

志望業種の中堅会社にも目を向けよう

平均年収1000万円を超すのは、イー・ギャランティ日本M&Aセンターストライク九州朝日放送シグマクシスの5社。トップのイー・ギャランティは、売掛債権など企業間取引にともなうリスクを引き受ける信用保証会社だ。2位日本M&Aセンター、3位ストライクは、M&A仲介を手掛けている。

また年収800万円以上の会社は41社だった。業種別に見ると、建設業が7社(7位ショーボンド建設、13位オリエンタル白石、16位ユニオン建設、20位大本組、21位日本電技、30位ケミカルグラウト、38位道路工業)とトップ。コンサルティング業が6社(2位日本M&Aセンター、3位ストライク、5位シグマクシス、11位NJS、23位国土防災技術、24位E・Jホールディングス)で続く。

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商社・卸売業(8位西川計測、12位ミツウロコグループホールディングス、15位エービーシー商会、19位井高、26位マルカ)とテレビ(4位九州朝日放送、6位東北放送、13位北日本放送、34位新潟放送、36位テレビ愛媛)はそれぞれ5社が800万円以上となっている。

なお、15業種で年収800万円以上の会社があり、さまざまな業種からランキング入りしている。

ランキングに掲載した会社のうち、上場していない未上場会社は64社ある。独立系の会社、テレビや新聞などのマスコミ、大手企業のグループ会社など安定性の高い未上場会社があるので探してほしい。またエントリーする会社が大手ばかり並んでいる就活生は、「知らなかった」とならないように会社研究をしていってほしい。

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