「iPad向けOffice」登場の大きな意味 巨人が取り組む2つの変化
Officeはどう変化するか
マイクロソフトが発表したiPad向けOffice。同時に、iPhone・アンドロイド向けのOfficeも公開している。後者は日本でもダウンロードできるが、発表の段階でiPad向けOfficeは日本のApp Storeからダウンロードすることはできない。しかし手元のiPadでは、日本語化はされており、遠くないタイミングで日本でも利用できるようになるだろう。
Officeアプリ群の中でiPad向けに提供されているアプリは、ワードプロセッサのWord、表計算のExcel、プレゼンテーションのPowerPoint、そして情報をとりまとめるOneNoteの4本だ。OneNoteは日本でもダウンロードできる。PowerPointは資料作成にも多用されていることもあり、特にiPadでは重要なアプリケーションになるだろう。
Officeは今もなお、Windowsとともに、PCのビジネス環境では標準的な文書作成アプリ群だ。日本でも、ビジネス上でPCを使う際に、ほとんどのPCにインストールされ、書類のやりとりがOffice形式のファイルで行き交う。iPadが登場した2010年以降、存在感を消していたOfficeがどのように変化していくのだろうか。
コンピューティングのトレンドの2つの変化と合わせながらみていこう。
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