年末までに外食株を買うといいかもしれない このまま上昇相場についていって大丈夫?

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【11月2日 土曜日】日経225先物は、90円高の2万2940円、NYダウは、301ドル高の2万7347ドル。10月は12.8万人増とアメリカ雇用統計を好感した。1ドル=108.16円、1ユーロ=120.15円、1ポンド=139.95円。

NYダウは史上最高値圏、日経平均株価は、年初来高値を更新してきた。ここからの投資戦略としては、この上昇トレンドについていくのがいいのではないか。私は中長期投資家なので、今のところ来年3月の配当、優待の権利を取るつもりなので、基本的には保有株は売らない予定だ。

短期的には過去の経験則でみると、11月7日木曜日が勝率20.8%(5勝19敗)と日別勝率ワースト1位、11月13日水曜日が勝率26.1%(6勝17敗)と日別勝率ワースト4位となっているので注意が必要だ。

今後は外食株が物色される傾向に?

また、この時期、毎年観察していると年末にかけて外食株が物色される傾向にあると思う。忘年会や新年会など外食する機会が増えるからなのかどうかはわからないが、欲しい優待銘柄があったらよく観察してみていただきたい。

10月31日はハロウィンで、渋谷など各地で仮装して歩くイベントが増えているが、投資の世界では「ハロウィン投資法」という(ハロウィンに買って翌年4月末に売ると過去の経験則ではパフォーマンスが高い)ものがある。

しかし、今年の日経平均株価は、2万2927円(10月31日)と年初来高値圏で、ここで買ってはたして大丈夫なのであろうか?という心配はある。だが、素直に経験則通りに実行してみると意外といいパフォーマンスが得られるかもしれない。

内田 衛 カリスマ投資家

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うちだ まもる / Mamoru Uchida

個人投資家。高校時代から株の取引を開始。平成バブル崩壊で多額の借金を背負うが、自力で全額返済して大復活。大学卒業後、大手生保勤務後、フリーに。FP資格を持つ。現在の運用資金は3億円以上。株式投資では中長期、低位株投資が基本。株式のほかに、株の利益で収益不動産投資も行う。2007年8月からは『オール投資』(現在休刊)で5年以上にわたり投資日記を連載、大人気を博す。

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