米国初のビットコインATM、今月開設へ 今月中にシアトルとテキサス州オースティンで

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2月18日、米企業のロボコインは18日、米国で初となる仮想通貨ビットコイン対応現金自動預払機(ATM)を、今月中にシアトルとテキサス州オースティンで開設すると発表した。米ユタ州で1月撮影(2014年 ロイター/Jim Urquhart)

[18日 ロイター] -米企業のロボコインは18日、米国で初となる仮想通貨ビットコイン対応現金自動預払機(ATM)を、今月中にシアトルとテキサス州オースティンで開設すると発表した。

ビットコインATMは通常の銀行ATMと類似しているが、運転免許証やパスポートなどの公式身分証明書を確認するためのスキャナーを備えている。

ATMの利用者は、ビットコインを換金するだけでなく、現金を入れてビットコインを買い増すことができる。

ビットコインは2008年に誕生し、インターネット上で流通している。企業や政府などいかなる機関の支配も受けず、裏付けとなる資産を持たない。

ラスベガスに本社を置くロボコインは昨秋、初のビットコイン用ATMをカナダのバンクーバーで開設した。今月中にカルガリーでもATMの稼働を計画している。今後は、アジアや欧州での設置も考えている。

ビットコインの価格は現在、636ドル前後だが、知名度の高まりとともに価格が大きく動いている。昨年の9月には150ドル近辺だったが、12月下旬には1000ドル近くまで上昇していた。

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