「1台1億円」乗り鉄も興奮する鉄道の大きな魅力 雄大な大自然を満喫できる「トロリーバス」

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「ここにしかない乗り物の運転と、整備をすることに誇りを感じます。乗るだけでなく、見ていただきたい」と話す早川さん。

見どころ満載「バックヤードツアー」

そして、「ユニークな部品や機器を目の当たりにして、立山黒部アルペンルートを楽しんで探検してください」と、バックヤードツアーへの参加を呼びかけた。

立山トンネルトロリーバスは、屋根に設置した2本のトロリーポールで給電される電気を得て走る(記者撮影)

立山トンネルトロリーバス「バックヤードツアー」は9月14日(土)、10月6日(日)、同19日(土)にいずれも1日2回、午前10時からと、午後1時から実施される。料金は1500円。予約は3週間前に締め切られ、定員15人。参加者は抽選で決まる。

また、立山ロープウェイ「バックヤードツアー」も9月28日(土)、10月5日(土)に実施予定で、ロープを支える巨大な車輪を間近に見ることができる。

秋の観光の目玉は自然だけではない。乗り物、指令室、整備工場から見える光景にも注目……である。

若林 朋子 フリーランス記者
わかばやし ともこ / Tomoko Wakabayashi

1971年富山市生まれ、同市在住。1993年から北國・富山新聞記者。2000年まではスポーツ全般、2001年以降は教育・研究・医療などを担当。2012年に退社し、フリーランスの記者に。雑誌・書籍・広報誌やニュースサイト「AERA dot.」、朝日新聞「telling,」「sippo」などで北陸の話題・人物インタビューなどを執筆する。最近、興味を持って取り組んでいるテーマは、フィギュアスケート、武道、野球、がん治療、児童福祉、介護など。

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