スカイラインはなぜ「NISSAN」を捨てたか エンブレムをインフィニティに変更

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日産自動車は11月11日、大型スポーツセダン「スカイライン」をフルモデルチェンジし、2014年2月末に発売すると発表した。

新型スカイラインは、排気量3.5リットルのハイブリッド車のみとしただけでなく、価格を現行モデルの300万円台から一気に引き上げ、449万6100~553万7700円に設定。高級車としての位置づけを鮮明にした。

今回の新型車は、8月に米国で発売したインフィニティQ50の日本仕様車だ。インフィニティは、日産が米国など海外で展開する高級車専用のブランド。日本では展開しておらず、一部販売しているインフィニティ車は日産ブランドとなっている。

今夏にエンブレム変更を決断

新型スカイラインは、車名こそ日産スカイラインだが、エンブレムバッジを「NISSAN」ではなく、インフィニティのエンブレムを装着し、既存の日産車とは一線を画した。アンディ・パーマー副社長は「新しいスカイラインをプレミアムブランドとして位置づけるために、日産ではなくインフィニティのバッジをつけた」と説明する。

当初は、これまでのモデルチェンジ同様に、Q50は日本では日産バッチのスカイラインとして導入される予定だった。だが、今年夏に急きょバッジをインフィニティにすることになったという。

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