グーグルの株価、ついに1000ドル突破 S&Pが終値で再び最高値更新
[ニューヨーク 18日 ロイター] - 18日の米国株式市場は、S&P総合500が前日に続き終値で最高値を更新、ナスダックも2000年以来の高値で引けた。グーグル
前日市場予想を上回る決算を発表したグーグルは13.8%急伸。1000ドルの大台を初めて突破し、1011.41ドルで終えた。グーグルがけん引する格好でS&Pテクノロジー株指数は1.8%上昇し、他のセクターをアウトパフォームした。
シノーバス・トラスト・カンパニーのシニアポートフォリオマネジャー、ダニエル・モーガン氏は「米財政協議がひとまず決着し、市場の関心は再び企業業績にシフトしている。来週も期待できそうな企業が決算発表を控えており、こうした上昇基調が来週も継続するだろう」と述べた。同氏はオンラインDVDレンタルのネットフリックス
ダウ工業株30種<.DJI>は28.00ドル(0.18%)高の1万5399.65ドル。
ナスダック総合指数<.IXIC>は51.13ポイント(1.32%)高の3914.28。
S&P総合500種<.SPX>は11.35ポイント(0.65%)高の1744.50。
週間ではS&Pが2.4%、ナスダックが3.2%それぞれ上昇。ダウも1.1%上昇した。S&Pとナスダックの週間上昇率はともに7月半ば以来の大きさとなった。
医療保険大手のユナイテッドヘルス・グループ
モルガン・スタンレーは2.6%高。同社が発表した第3・四半期決算は、株式のセールス・トレーディングが好調で50%増収となった。
ゼネラル・エレクトリック(GE)
トムソン・ロイターのデータによると、これまでに決算を発表したS&P総合500採用企業98社のうち、利益が市場予想を上回った企業の割合は62.2%、売上高は53.1%となっている。
全体の出来高は約55億7000万株と、平均をやや上回った。
(カッコ内は前営業日比)
ダウ工業株30種(ドル)<.DJI>
終値 15399.65(+28.00)
前営業日終値 15371.65(‐2.18)
ナスダック総合<.IXIC>
終値 3914.28(+51.13)
前営業日終値 3863.15(+23.72)
S&P総合500種<.SPX>
終値 1744.50(+11.35)
前営業日終値 1733.15(+11.61)
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