Amazonビジネスが、仕事の効率化を急加速 企業購買もジャストインタイムで

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世界14か国で展開するアマゾン。「地球上で最もお客様を大切にする企業であること」をビジョンに掲げ、消費者のニーズを徹底的に追求したサービスを展開している。B to Cビジネスで様々な挑戦をし続けるアマゾンが、便利なショッピング体験をより多くの顧客に提供すべく、2017年9月にBtoBの購買専用サイト「Amazonビジネス」を日本でスタートさせた。これにより、事業者の購買スタイルにどのような変革をもたらすのか。その展望についてAmazonビジネス事業本部 事業本部長の星健一氏と、ビジネスリーダーの夏野剛氏が語り合った。

新時代のソリューションで
旧態依然とした企業購買を変える

 Amazonビジネスは、個人向けのサイトAmazon.co.jp の利便性そのままに、法人そして個人事業主のお客様の購買ニーズに応える機能と利便性をプラスしたB to Bの購買専用サイトです。Amazonビジネスでは、「法人価格」「数量割引」「承認ルールの設定」「複数のサプライヤーからの請求の一元化」「購買分析・レポート作成」などの機能を提供することで、企業購買のニーズにお応えすることを目指しています。

夏野 それらの機能提供は、僕が今の日本に必要だと感じている〝ビジネスの効率化〞を促進させる起爆剤になると思います。この20年間で日本のGDPは2%しか上がっていません。消費者サービスの利便性は日進月歩で進化しているので、本来なら、ビジネスでもこういった利便性をうまく活用し、もっと成長すべきです。つまり、日本をダメにしているのは非効率なビジネススタイルなのではないか。では、経営者は何をしたら良いのかというと、普通の生活者並みに効率の良いことをちゃんとやるということ、これに尽きますね。ですから、Amazonビジネスは非常に有効な打ち手だと思います。

アマゾンジャパン
Amazon ビジネス事業本部
事業本部長
星 健一

 おっしゃる通りです。オフラインが中心の社会では、サプライヤーが全国に点在していたがゆえに、電話をして複数個所から見積書を取っていたわけです。しかし、今はオンラインを活用する時代。Amazonビジネスは、同じ商品を扱う複数のサプライヤーが一覧で並んでおり、その価格を比較することができるので、相見積もりの必要もありません。また、Amazonビジネスに出品している複数のサプライヤーからの購入代金は、アマゾンが一括請求するので、経理処理も簡単です。これは一例ですが、私たちのサービスがビジネスの効率化に向けた一助になるはずだと確信しています。

夏野 相見積もりなんて、まさに日本の非効率的な慣習の最たるものですよね。オンラインが当たり前の時代になっても20世紀のやり方を引きずっている。いまや「BtoCとBtoBの垣根がない」ことに気づかなくてはいけない。さらに言えば、大量購入で在庫を保管するのではなく、アマゾンの倉庫から分けてもらうという発想でいいんです。午前中に注文すれば、午後には届く。現代社会は急速にジャストインタイムになっているわけですから。

BtoCの利便性を踏襲しながら
企業の課題を見据えた機能を拡充

 米国では、購買を戦略的に効率化するためのCPO(チーフプロキュアメントオフィサー)という購買・調達担当役員がいるケースも珍しくありません。これは、企業による購買活動は、会社にとって利益を出すために、非常に重要だということの表れなのです。日本でもAmazonビジネスをご利用いただければ、効率的な購買体制をより簡単に構築できるのではないでしょうか。夏野 「効率化するには戦略と投資が必要だ」と思い込んでいる経営者は多いかもしれません。でも、Amazonビジネスを導入すれば、そんな難しいことはいらないんですよね。

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