大相撲、上から目線の評論家は黙ってほしい

パンプキンが大相撲暴力事件に「モノ言い」

取り組み相手とは、プライベートでも付き合いを慎むべきだという理由ともとれますが、それでも異郷の地で戦う孤独な外国人力士の憩いの場を取り上げてしまうのは、バランス感覚を逸しているように思います。

それと同時に、日本の相撲界に大きな貢献をしているモンゴル人力士への配慮と敬意がもっと払われてもいいと思います。

上から目線の評論にはうんざり

ここ59場所中、モンゴル人力士の優勝回数が53回なのだそうです。モンゴル人力士がこんなに強くて優勝を独占していなかったら、ここぞとばかりに様々な不満が噴出することもなかったでしょう。朝青龍関の時もそうでしたが、モンゴル人横綱のスキャンダルが出るたびに、鬼の首を取ったかのように喜び勇んで上から目線の評論を出したがる、外野の評論家やタレントにはうんざりします。

肝心なのは、当事者である貴ノ岩関と日馬富士関がどう考えていて、どのように締めくくりたいかを尊重することです。その上で、相撲ファンに正直に思いを伝えてもらうことではないでしょうか。

そして相撲界に今も残る“かわいがり”という慣習がなくなるように、また日馬富士関には行き過ぎた懲罰が続かないように、そして貴乃花親方には弟子が被害者だという一点で一切の協力を拒むのではなく、相撲ファンと貴ノ岩関の想いを組んだ、責任ある対応を期待したいと思います。

冒頭でも触れましたが、相撲道の具現者を、私は誰よりも(事件を例外として)日馬富士の姿にみていました。日馬富士ファンでなくとも今回の事件で、彼の深い人間性を知る機会となったのではないでしょうか。

彼はモンゴルの国立法科大学通信課程で警察官と弁護士資格を得て、法大大学院に合格し、医療支援や母国での学校建設など、社会貢献も活発で、絵は個展を開いた程の腕前だと知りました。それで横綱を張っていました。

引退後のこれからも、さすがは日本の国技の頂点であった横綱日馬富士だ、と尊敬される人生を歩まれることを信じ、今後の活躍に期待したいと思います。

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