「生産性32.0%向上」というSlackの正体

コラボレーションツールがビジネスを快適に

TechCrunch Tokyo 2017に登壇したSlackのカル・ヘンダーソンCTO兼共同創立者

前編ではSlackの紹介をしてきたが、後編となる今回はSlackが世界中のユーザーになぜ受け入れられているのか。つまり、ほかのツールといかに違うのかを説明していきたい。

「生産性向上」「働き方改革」にも寄与

Slack利用企業1629社のアンケートを見てみると、前編で触れた「生産性を平均32.0%向上している」だけでなく、「ミーティングの数を平均25.1%削減している」「Eメールの数を平均48.6%削減している」「80.4%の企業の透明性を向上している」という具体的な数値が並ぶ。

その理由は、カル・ヘンダーソンCTOが語っていた「さまざまなアプリケーションやツール、サービスが連携して動作する」、「複数のシステムやサービスにまたがる情報を簡単に検索できる」からにほかならないが、具体的にはどういうことなのか。

たとえばSlack上で営業部門の人たちがビジネスについての会話をしていて、その際に顧客情報を調べる必要が生じたとしよう。通常であれば、顧客情報を管理するアプリケーションやクラウドサービスをPC上で新たに起動させて、必要な情報を検索することになる。そういう時にこそ、Slackは力を発揮する。

「Slackは、顧客情報を管理するシステムと連携することができるので、Slackの画面上にあるボタンで顧客情報にアクセスすることができるのです」(ヘンダーソンCTO)

デスクトップ(左)と携帯(右)でのSlackの表示。複数の人と同時にコミュニケーションができ、カレンダーの共有やファイルの添付も簡単だ
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